病気の解説

南米出血熱

別名:アルゼンチン出血熱、チャパレ出血熱、ブラジル出血熱、ベネズエラ出血熱

まず相談する診療科感染症内科
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緊急性の高い症状

複数の部位からの出血・急な発熱やぐったり・意識がもうろうとするときは、ただちに救急(119)を要請してください。

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

南米出血熱では、発熱や消化器症状が現れ、出血傾向やショックなどの重篤な症状を伴うことがあります。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに感染症内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。

基本

概要

南米出血熱は、アレナウイルス科のウイルスを病原体とする出血熱の総称です。地域ごとにアルゼンチン出血熱、ボリビア出血熱、ベネズエラ出血熱、ブラジル出血熱、チャパレ出血熱があります。主な感染経路は、ネズミなどの自然宿主を介した接触や、患者との接触です。発熱や消化器症状がみられ、出血傾向やショックなどの重篤な状態になることがあり、死亡することもあります。

主な症状

潜伏期間はおよそ7日から14日です。発熱や消化器症状が現れ、出血傾向やショックなどの重篤な症状を伴うことがあります。

原因

原因ウイルスはアルゼンチン出血熱ではフニンウイルス、ボリビア出血熱ではマチュポウイルス、ベネズエラ出血熱ではガナリトウイルス、ブラジル出血熱ではサビアウイルス、チャパレ出血熱ではチャパレウイルスです。いずれもアレナウイルス科の1本鎖RNAウイルスで、自然宿主は南米に生息するげっ歯類とされています。

検査と診断

診断

病原体診断として、血液などからのウイルスの分離・同定、ウイルス遺伝子検出、血清学的検査が行われます。

経過と生活

予防

流行地域でのネズミ(ネズミの糞や尿の付着物を含む)や患者との接触を避けることが推奨されています。医療現場では個人防護具などの接触感染対策が必要です。国内で承認されたワクチンはありません。

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出典

参考: JIHS(旧NIID)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。