病気の解説

収縮性心膜炎

まず相談する診療科循環器内科
この解説の項目5項目

受診の目安

収縮性心膜炎では、心膜の癒着により心臓の拡張が妨げられると、頸静脈怒張や肝腫大、腹水、下肢のむくみなど右心不全のサインが現れることがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、循環器内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

収縮性心膜炎は、心膜の炎症が長く続いた後に心外膜が繊維化や肥厚、石灰化を起こし、心膜が心臓を覆うような癒着を生じる病気です。その結果、心臓の拡張が制限され、静脈圧の上昇や頻脈、心不全の様子が現れることがあります。原因がはっきりしない場合もあります。診断には胸部レントゲン・CT・心エコーなどで心膜の肥厚や石灰化を確認します。治療としては利尿剤が用いられることがありますが、十分にコントロールできない場合には手術で心膜を切開・切除することがあります。

主な症状

心膜の癒着により心臓の拡張が妨げられると、頸静脈怒張や肝腫大、腹水、下肢のむくみなど右心不全のサインが現れることがあります。ほかにも心拍数の増加や息切れがみられることがあります。症状は個人によってかなり差があり、原因がはっきりしない場合もあります。

検査と診断

診断

診断は胸部レントゲン、CT、心エコーなどの画像検査を用いて心膜の肥厚や石灰化を確認します。これらの検査によって心膜の状態を調べ、収縮性心膜炎の診断につなげます。

治療

治療

治療には利尿剤が用いられることがあります。十分にコントロールできない場合には外科的に心膜を切開・切除する手術が検討されることがあります。手術は癒着の程度によって難易度が変わります。

循環器内科で扱うほかの病気

出典

参考: 済生会 症状別病気解説(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。