病気の解説

急性喉頭炎

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受診の目安

  • 声のかすれや出にくさが、かぜが治ったあとも長引くとき。数週間以上続く声がれは、喉頭がんなど別の病気がないか調べる必要があるとされます(MSDマニュアル家庭版)。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は、ひと月以上続く声がれでは喉頭がんを疑うとしています(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)。
  • 発熱、強いのどの痛み、飲み込みにくさがあるとき(MSDマニュアル家庭版)
  • 息がしにくい感じがあるとき。喉頭の腫れで呼吸が苦しくなることがあり、注意が必要とされています(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)。ためらわず早めに受診してください。

相談先は耳鼻咽喉科です。声がれは声帯ポリープや喉頭がんなどほかの病気でも起こるため、症状だけで病名を決めることはできません(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)。

基本

急性喉頭炎とは

喉頭は、のどの奥で声帯をおさめている部分です。ここに炎症が起きた状態を喉頭炎といい、短い期間で治まるものを急性喉頭炎と呼びます(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)。MSDマニュアル家庭版では、急性のものはおよそ1〜3週間続き、3週間を超えて続く場合は慢性とみなすとしています(MSDマニュアル家庭版)。

主な症状

  • 声の変化:声がかすれる、小さくなる、出なくなるといった変化がいちばん目立つ症状です。数時間から1日ほどでほとんど声が出なくなることもあります(MSDマニュアル家庭版)。
  • のどの違和感:むずがゆさやヒリヒリ感があり、せき払いをくり返したくなります(MSDマニュアル家庭版)。
  • そのほか:せき、のどの痛み、発熱をともなうことがあります(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)。炎症が強いと、全身のだるさや飲み込みにくさが出ることもあります(MSDマニュアル家庭版)。

原因・なりやすい要因

最も多いのは、かぜなどのウイルスによる上気道の感染です。細菌による感染はまれとされます(MSDマニュアル家庭版)。

感染のほかにも、声の出しすぎ、アレルギー、たばこの煙などの刺激物を吸い込むことが原因になります(MSDマニュアル家庭版)(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)。

検査と診断

診断

声の状態や症状の経過から判断されることが多く、必要に応じて鏡や内視鏡で喉頭を直接観察します(MSDマニュアル家庭版)。声がれが長引く場合は、がんなど別の病気がないかを確かめる検査が行われます(MSDマニュアル家庭版)。

治療

治療

治療の基本は、声とからだを休めることです。症状に応じて飲み薬や吸入の薬が使われます(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)。せき止めの薬や蒸気の吸入が症状をやわらげるとされます(MSDマニュアル家庭版)。抗菌薬は、細菌が原因と考えられる場合に限って使われます(MSDマニュアル家庭版)。

日常生活の注意・セルフケア

医療機関から指示がある場合は、そちらを優先してください。

  • できるだけ話す量を減らし、のどを休めます。ささやき声はかえってのどに負担をかけるため、避けるよう勧められています(MSDマニュアル家庭版)。
  • 水分を多めにとり、蒸気を吸うなどしてのどをうるおします(MSDマニュアル家庭版)。
  • 喫煙や、たばこの煙の多い場所を避けます(MSDマニュアル家庭版)(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)。

経過と生活

経過

かぜにともなう急性喉頭炎は、多くの場合、休養とともに数週間以内に治まります(MSDマニュアル家庭版)。症状が続いて慢性化したときは、原因を取り除くことが治療の中心になります(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)。

耳鼻咽喉科で扱うほかの病気

出典

MSDマニュアル家庭版「喉頭炎」 / 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「喉頭・気管・食道の病気」
内容の確認日:2026-10-13(次回確認予定 2027-04-13)。複数の公的情報源の事実をもとに medimichi が独自にまとめています。

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。