病気の解説

抜毛癖

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受診の目安

抜毛癖では、多くは11〜13歳ごろに始まり、頭の髪の毛が円形のはげや全体的な抜け方として現れることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、精神科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

抜毛癖は、強迫性障害や関連する障害の一種とされ、原因ははっきり分かっていません。人口の最大4%程度が影響を受ける可能性があり、女性の方が影響を受けやすいとされます。

主な症状

多くは11〜13歳ごろに始まり、頭の髪の毛が円形のはげや全体的な抜け方として現れることがあります。他の毛も引っ張ることがあるなど、髪の見た目が不均一になることがあります。緊張を感じると髪を引っ張る動作が繰り返され、髪を引っ張ることを否定する場合もあります。髪が短い毛のように感じられることや、髪を引っ張って安堵感を得る感覚があることもあります。併せて、悲しみや不安、自己イメージの低下といった感情的な影響を抱く人が多いとされています。

検査と診断

検査

医療提供者は頭皮や髪、肌を検査します。必要に応じて頭皮の組織の一部を取って調べる生検を行うことがあります。これにより感染など別の原因を確認します。

治療

治療

治療薬の効果について意見が分かれます。ナルトレキソンやSSRIといった薬が一部の症状を軽くする場合があると示唆されることがあります。また、行動療法や習慣逆転法も効果を期待できる可能性があります。

経過と生活

合併症

引っ張った髪を食べると腸の閉塞や栄養不良といった合併症が起こることがあります。

予防

早期発見と早期治療が最良の予防につながるとされます。ストレスを減らすことが役立つ場合があると考えられています。

経過・予後

6歳未満の子どもに始まる場合は治療なしで治ることもあります。髪を引っ張る行為は多くの人で12ヶ月前後で終わることがある一方、生涯続く場合もあります。治療は髪を引っ張る行為や抑うつ、不安、自己イメージの低下を改善することがあります。

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出典

参考: MedlinePlus: Trichotillomania(英語の信頼できる医療情報源を、意味を変えない検証済みの翻訳で再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。