病気の解説

強迫症

別名:強迫性障害

まず相談する診療科精神科
この解説の項目5項目

受診の目安

強迫症では、強迫観念は、頭の中に繰り返し浮かぶ不快な考えやイメージで、他のことを考えているときでも割り込んできます。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、精神科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

強迫症は、本人が望まない考えや衝動が繰り返し頭に浮かぶ状態です。これを強迫観念と呼び、日常生活に大きな苦痛や不安をもたらします。強迫症の人は、強迫観念に対処するために特定の行動を繰り返すことがあり、これを強迫行為または儀式と呼びます。強迫観念には、汚れや病気への不安、物事が完璧でないことへの懸念、攻撃的な思考などが含まれます。

主な症状

強迫症の主な症状には、強迫観念と強迫行為があります。強迫観念は、頭の中に繰り返し浮かぶ不快な考えやイメージで、他のことを考えているときでも割り込んできます。これにより、強い不安や苦痛を感じることがあります。強迫行為は、こうした強迫観念に対処するために行う反復的な行動で、例えば、手を何度も洗うことや、特定の順番で物を並べることなどがあります。

検査と診断

診断

強迫症の診断は、医師による評価に基づきます。具体的には、強迫観念や強迫行為がどの程度日常生活に影響を与えているか、またはどれだけの苦痛を引き起こしているかが重要です。診断には、強迫観念の根底にある信念が不正確であることをどの程度認識しているかも考慮されます。

治療

治療

強迫症の治療には、認知行動療法(CBT)が効果的とされています。特に、曝露と反応妨害法という方法がよく用いられます。この方法では、強迫観念を引き起こす状況に徐々に直面しながら、強迫行為を行わないようにします。これにより、不安が軽減され、強迫行為が必要でないことを理解できるようになります。また、特定の抗うつ薬も効果があることがあります。

精神科で扱うほかの病気

国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。