病気の解説

柑皮症

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受診の目安

柑皮症では、主に手のひらや足の裏を中心に、肘や膝、額、指の関節、ほうれい線の部分が黄色くなることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、皮膚科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

柑皮症とは、β-カロテンを多く含む食品を過剰に摂取したときに、手足が黄色くなる状態です。重くなると手足以外にも顔や爪などが黄色くなることがあります。

主な症状

主に手のひらや足の裏を中心に、肘や膝、額、指の関節、ほうれい線の部分が黄色くなることがあります。全身が黄色になることはまれです。眼の白目が黄色くなる黄疸とは区別されます。

原因

原因は食べ物に含まれるβ-カロテンで、蜜柑や人参、パセリ、かぼちゃ、海苔などを過剰に摂ることが要因となり得ます。1日30mg以上のβ-カロテン摂取や血中濃度が高い場合に柑皮症が生じるとされています。高脂血症、甲状腺機能低下症、腎疾患、糖尿病などではβ-カロテンの代謝が乱れ血中濃度が高まりやすくなることがあります。神経性食欲不振症では偏食と甲状腺機能低下症が合併し柑皮症を生じることがあります。β-カロテンを多く含む栄養補助食品や野菜ジュースの長期の過剰摂取、野菜ジュースのみを毎日飲み続けるなどの生活でも起こり得ます。

検査と診断

診断

診断は血中β-カロテン濃度の測定で行うこともありますが、実際にはβ-カロテンを多く含む食品の摂取歴やダイエット歴、偏食のヒントなどから判断されることが多いです。

治療

治療

β-カロテンの過剰摂取をやめ、偏食を改善することで自然に治ります。また、高脂血症や腎疾患、甲状腺機能低下症、糖尿病といった基礎疾患がある場合には、それらの治療を行うことで軽快します。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。