病気の解説
白斑
受診の目安
白斑が気になる・症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、皮膚科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
白斑は、皮膚の色が薄くなる病気です。原因ははっきり分かっていませんが、メラニン色素を作る細胞(メラノサイト)に対する免疫の反応や、自己免疫疾患との関連が考えられています。甲状腺疾患や糖尿病など、ほかの病気と一緒に現れることもあります。炎症後や熱傷・日焼け、強いストレス、免疫療法がきっかけになることもあると紹介されています。家族でみられることもあり、自然に生じる場合もあります。
主な症状
境界がはっきりした白い斑点が1~2個のこともあれば、体の広い範囲で現れることもあります。色は肌の人ほど変化が目立ちます。顔や手足、肘・膝・わきの下・陰部など、日光に当たりやすい部位に生じやすいとされています。白斑の部分の毛は白くなることがあります。日焼けしやすくなる点も特徴です。
検査と診断
診断
診断は主に医師の診察で行われ、ウッド灯という特殊な光で白斑を確認することが多いです。必要に応じて皮膚生検はほとんど行われません。
治療
治療
白斑には根治的な治療法はなく、対処が中心になることがあります。治療には、紫外線を避けること、外用薬としてコルチコステロイドやカルシポトリオールを用いる方法、時には他の薬を含むクリーム、光線療法、経口薬としてコルチコステロイド、手術や刺青、日焼けしていない皮膚の脱色などが挙げられます。治療の効果は人により異なり、自然に色が戻ることもあります。出現した部位は日焼けのリスクが高いため、衣服や日焼け止めで紫外線から守ることが大切です。
皮膚科で扱うほかの病気
出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。