病気の解説

腸管出血性大腸菌感染症

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緊急性の高い症状

吐血や黒いタール状の便・大量の血便、ふらつきや冷や汗を伴うときは、ただちに救急(119)を要請してください。

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

腸管出血性大腸菌感染症では、激しい腹痛と水様便に続いて血便が現れることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、消化器内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

腸管出血性大腸菌感染症はベロ毒素を産生する大腸菌が原因の感染症です。主な感染経路は経口感染で、腹痛・水様便・血便などの症状を引き起こします。重症化すると溶血性尿毒症症候群や脳症などの合併症を起こすことがあり、死亡することがあります。

主な症状

潜伏期間はおおむね3から5日程度です。激しい腹痛と水様便に続いて血便が現れることがあります。重篤な合併症として溶血性尿毒症症候群や脳症を伴うことがあり、場合によっては死亡することがあります。

原因

原因菌は腸管出血性大腸菌(EHEC)で、ベロ毒素を産生します。日本ではO157が最も多く、次いでO26とO111がみられるとされています。

病態

この疾患の病原体はベロ毒素を産生する大腸菌です。毒素により症状が現れ、重症例では合併症が生じることがあります。

リスク因子

集団感染が報告されており、夏季に多い傾向があります。給食や仕出し弁当、十分に加熱されていない牛肉の喫食を通じた大規模な集団感染が報告されています。

検査と診断

診断

病原体診断として、分離・同定した菌からの毒素検出や毒素遺伝子の検出、便中の毒素検出、血清学的検査などが行われます。

治療

治療

本文献には治療の具体的な内容は記されていません。給食や仕出し弁当などの集団感染例や予防に関する情報が主です。

経過と生活

予防

食品の十分な加熱と調理後の速やかな摂取、手洗いの徹底が有効とされています。ワクチンは承認されていません。

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出典

参考: JIHS(旧NIID)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。