病気の解説

膀胱がん

別名:膀胱癌

まず相談する診療科泌尿器科腎臓内科がん治療科(腫瘍内科・外科)
関係する症状頻尿血尿
この解説の項目6項目

受診の目安

膀胱がんでは、ほとんどの場合は血尿が見られます。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、泌尿器科を受診してください。

基本

概要

膀胱がんは、膀胱の内側にできるがんです。主な症状として血尿がみられることが多く、排尿時の痛みや頻尿、尿意切迫感などが挙げられることがあります。血尿が続く場合や膀胱炎の症状が治らない場合は、膀胁がんの可能性を考えることがあります。貧血があると疲労感や蒼白さを感じることがあります。

主な症状

膀胱がんの症状として、ほとんどの場合は血尿が見られます。ほかに排尿時の痛みや灼熱感、頻尿、尿意切迫感などが挙げられます。膀胱がんの症状は膀胀炎と似ていることがあり、同時に起こることもあります。貧血があると疲労感や顔色の変化を感じることがあります。

検査と診断

診断

診断には血尿の有無のほか、尿の細胞検査(顕微鏡検査)や膀胱鏡検査と生検が用いられます。血尿が最初の疑いのきっかけとなることが多く、膀胱鏡検査で異常を確認して生検を行います。必要に応じてCT検査や超音波検査などの画像検査が行われることもあります。大半の膀胱がんは膀胱鏡検査と生検で確診されます。がんが筋肉に浸潤している場合は、腹部CTや胸部X線など追加検査で転移の有無を調べることがあります。

治療

治療

膀胱がんの治療には、膀胱鏡検査時の切除や、膀胱内へ薬を入れて治療する方法(免疫療法や化学療法)、膀胱の一部または全体を取り除く手術、放射線療法、免疫療法などがあります。表在性のがんは膀胱鏡検査時に完全に切除できることがあり、再発を防ぐため膀胱内へBCGや抗がん剤を投与することがあります。浸潤性がんでは膀胱の全摘や一部切除、場合によっては放射線療法や化学療法を組み合わせることがあります。

経過と生活

経過・予後

表在性の腫瘍で内表面のみにとどまる場合、5年生存率は5%未満とされるケースが多いわけではなく、5年死亡リスクは低いとされることがあります。筋肉へ浸潤したがんは5年死亡率が高くなりやすく、化学療法により生存期間を延長できる場合があります。がんが膀胱壁を越えて他の部位に広がると予後は悪化します。

膀胱がんと関係する症状

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。