病気の解説
銀杏中毒
緊急性の高い症状
誤って口にした・吸い込んだ・皮膚や目に付いたときは、量にかかわらず受診してください。意識がもうろうとする・呼吸が苦しい・けいれん・嘔吐が続くときは、ただちに救急(119)を要請してください(中毒110番も利用できます)。
当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。
受診の目安
銀杏中毒では、銀杏を大量に摂取すると、摂取後おおよそ1時間から半日くらいの間に吐き気や嘔吐、下痢などの消化器症状がみられることがあります。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに一般内科・総合診療科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。
基本
概要
銀杏中毒は、イチョウの種子である銀杏を大量に摂取することが原因で起こる中毒です。普段の栄養状態が悪いと大量摂取時に症状が出やすいとされ、消化器症状のほかに神経症状が現れることがあります。診断には、銀杏を摂取した病歴を確認することが大切です。命に関わることもあるため、疑いがある場合は早めに病院を受診して適切な対応につなげることが重要とされています。
主な症状
銀杏を大量に摂取すると、摂取後おおよそ1時間から半日くらいの間に吐き気や嘔吐、下痢などの消化器症状がみられることがあります。手足の震えやめまい、ふらつきといった神経症状が出ることもあります。けいれんを繰り返すことがあり、顔色が悪くなる・息苦しさ・発熱・不整脈といった症状がみられることもあるとされています。多くは24時間以内に症状が改善する場合が多いとされていますが、摂取量や基礎状態によっては重症化しうる点に注意が必要です。
検査と診断
診断
診断は問診で銀杏を摂取した状況を詳しく確認することから始まります。どのくらいの数をいつ摂取したかといった情報は診断にとって重要です。原因物質を血液で測定することも検討されますが、結果がすぐ出る検査ではないため、確定診断前に治療を始めることがあります。身体診察のほか、薬物中毒の有無を確認する目的で薬物検査が行われることもあります。臓器障害の有無を評価するために血液検査・尿検査・心電図検査などが検討されます。
治療
治療
治療では、病歴や経過観察を踏まえて状態を確認しつつ進めます。症状が現れる場合には病院を受診することが重要とされ、治療の一環としてビタミンB6製剤の投与が行われることがあります。けいれんや消化器症状の悪化を防ぐため、経過観察が必要です。疑わしい症状がある場合には早めの受診が推奨されています。
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出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。