病気の解説
閉経
受診の目安
閉経では、閉経期には、ホットフラッシュや月経の変化、睡眠の問題、気分の変化などが現れることがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、産婦人科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
閉経とは、月経が止まり、体内のエストロゲンなどのホルモンの変化が起こる時期のことです。月経の変化として月経周期の乱れや月経が止まることがあり、ホットフラッシュなどの症状が起こることがあります。閉経期の症状は人それぞれで、軽いものから重いものまで幅があります。症状は6カ月から約10年間、ときにはそれより長く続くこともあります。閉経期の症状が何か別の病気によって起きている可能性もあるため、時期や症状の変化を見ながら適切に判断します。
主な症状
閉経期には、ホットフラッシュや月経の変化、睡眠の問題、気分の変化などが現れることがあります。閉経後もエストロゲンの濃度が低い状態が続くと、腟の粘膜が薄くなるなど生殖器の変化がみられることがあります。これらの変化により、性交時の痛みや尿路の問題が起こることがあります。
検査と診断
診断
閉経の診断は、最近の月経周期の状態を確認します。通常は月経が丸1年間みられない時点で閉経と判断します。血液検査でFSHの濃度を測ることがある場合もありますが、臨床検査は必須ではありません。必要であれば内診を行い、腟の変化などを確認することがあります。
治療
治療
治療は、ホットフラッシュや睡眠の問題、気分の変化、腟の乾燥などの症状を軽減することを目的とします。認知行動療法や臨床催眠法などの非薬物療法が選択されることがあります。ホルモン療法のほか、非ホルモン薬として抗うつ薬や睡眠薬が症状の緩和に用いられることがあります。必要に応じて、医師が個々の状況に合わせて治療法を検討します。
使われる薬
閉経期の症状軽減には、ホルモン療法が有効とされる場合があります。エストロゲン療法はホットフラッシュの軽減に役立ち、腟の乾燥や睡眠の改善にも寄与することがあります。併用療法ではエストロゲンとプロゲストーゲンの組み合わせが用いられることがあり、子宮の有無で適切な組み合わせが異なります。非ホルモン薬としては抗うつ薬や睡眠薬が挙げられ、これらは抑うつや不安、眠りの問題にも効果があることがあります。
経過と生活
予防
閉経後の健康管理として、エストロゲン濃度の低下が骨や泌尿生殖器系に影響を与えることがあるとされています。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。