病気の解説
うっ血性肝障害
受診の目安
うっ血性肝障害では、倦怠感(だるさや疲れやすさ)、食欲不振や吐き気、腹水(お腹に体液がたまること)や膨満感(お腹が張る感じ)、黄疸(皮膚や白目が黄色くなること)があります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、消化器内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
うっ血性肝障害は、肝臓への血流が滞り、血液が肝臓に異常に貯まることで肝細胞がダメージを受ける状態を指します。この状態が続くと、肝臓の機能が低下し、さまざまな症状が現れることがあります。うっ血とは、血液の流れが悪くなり、特定の部位に血液がたまることを意味します。
主な症状
うっ血性肝障害の初期症状は軽微であることが多く、病気の進行に気付きにくいことが特徴です。主な症状には、倦怠感(だるさや疲れやすさ)、食欲不振や吐き気、腹水(お腹に体液がたまること)や膨満感(お腹が張る感じ)、黄疸(皮膚や白目が黄色くなること)があります。これらの症状が見られる場合は、循環器内科を受診することが推奨されます。
原因
うっ血性肝障害は、主に右心不全や三尖弁疾患など、心臓の機能低下が原因で発生します。右心不全では、静脈の圧力が上昇し、肝臓への血流が悪くなることでうっ血が起こります。また、三尖弁疾患では、右心房と右心室の間の血流が妨げられ、肝臓からの血流が滞ります。
検査と診断
検査
うっ血性肝障害の診断には、血液検査や画像診断が用いられます。血液検査では、肝酵素(AST・ALT)やビリルビン値、アルブミン値を測定し、肝細胞の損傷度や肝臓の機能を評価します。画像診断では、腹部超音波検査やCT・MRIを用いて、肝静脈の拡張や血流の異常を確認します。
治療
治療
うっ血性肝障害の治療は、原因となる心疾患の治療が最優先です。右心不全や三尖弁疾患が原因の場合、利尿薬やβ遮断薬、ACE阻害薬、ARBなどが用いられ、心臓の負担を軽減します。これにより、心不全を改善し、肝臓への血流を正常化することが目指されます。
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出典
参考: 「うっ血性肝障害」になるとどのような症状が出るかご存じですか?【医師監修】 | メディカルドック(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。