病気の解説

ケルスス禿瘡

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受診の目安

ケルスス禿瘡では、真菌の侵入によって頭部の皮膚に激しい化膿性炎症が起き、膿疱やかさぶたが生じます。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに皮膚科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。

基本

概要

ケルスス禿瘡は、頭部の白癬の経過中に化膿性の炎症を伴い脱毛を起こす状態です。炎症が強いと痛みや、病変部の腫れ・リンパ節の腫脹がみられることがあります。重症化すると瘢痕性脱毛斑を残す可能性があるため、早期の治療が重要とされています。80%が10歳以下の小児であり、1~5歳が半数近くを占めると説明されています。

主な症状

真菌の侵入によって頭部の皮膚に激しい化膿性炎症が起き、膿疱やかさぶたが生じます。皮膚が赤く腫れ、毛が抜けやすくなるため脱毛斑を伴います。炎症が強いと痛みが生じたり、首のリンパ節が腫れること、発熱や倦怠感といった全身症状が出ることもあります。重症化すると不可逆性の瘢痕性脱毛斑を残すことがあります。

原因

真菌が原因となり、ヒトと動物の双方に感染がみられます。感染源としてネコやイヌなどの動物との接触が多いとされています。柔道やレスリングなどのコンタクトスポーツを通じて感染したという報告もあります。頭部湿疹と診断され、ステロイド剤の外用で頭部浅在性白癬からケルスス禿瘡へ移行するケースもあるとされています。外用ステロイドで症状が改善しない場合には頭部白癬の可能性を考える必要があります。

検査と診断

診断

病変部の皮疹や抜毛された毛髪を顕微鏡で調べて診断します。顕微鏡で確認できない場合は Sabouraudブドウ糖寒天培地で培養を行うことがあります。頭部の湿疹でステロイド剤の外用が効かない場合には、ケルスス禿瘡の可能性を考え真菌検査を行うことが重要です。

治療

治療

頭部白癬の治療は原則として抗真菌薬の内服です。外用抗菌薬の使用は効果が乏しく、病変を悪化させる可能性があるため行いません。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。