病気の解説

コクシジオイデス症

別名:コクシジオイデス、コクシジオイデス・イミチス、渓谷熱

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受診の目安

コクシジオイデス症では、せき・発熱・悪寒・胸の痛み・息切れ・せきによる痰などが見られることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、感染症内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

コクシジオイデス症は、コクシジオイデスという菌によって起きる感染症です。情報には、病気の起こり方や重症度は個人の状態によって異なると説明されています。まれなケースもありますが、免疫機能が低い人や妊娠の各時期、高齢の方、特定の人種の方で進行性になることがあるとされています。診断には血液検査や胸部の画像検査、PCR検査などが用いられることがあります。治療としては抗真菌薬が使われ、重症例には薬剤の静脈投与が選択される場合があります。

主な症状

感染しても多くの人は無症状です。症状が出るときは感染後1〜3週間ほどで現れ、軽い風邪のような症状に似ています。せき・発熱・悪寒・胸の痛み・息切れ・せきによる痰などが見られることがあります。肺の感染が進むと肺に空洞ができることや、せきに血が混じることがあるとされます。感染が皮膚や他の部位へ広がることもあります。

原因

この病気はコクシジオイデスという菌による感染です。発症には免疫機能の状態が関係することがあり、特に免疫機能が低下している人で重症化する可能性があると説明されています。

病態

感染が肺や他の組織へ広がることがあり、肺から皮膚や他の部位へ広がることがあると記載されています。

リスク因子

リスクとして挙げられているのは、 HIV感染、免疫抑制薬の使用、高齢、妊娠の時期(第2・第3トリメスターまたは産後)、特定の人種(フィリピン人、黒人、アメリカンインディアン、ヒスパニック系、アジア系)です。

検査と診断

検査

診断には血液検査、胸部のX線検査やCT検査、尿中抗原の検出、血液・痰・膿・髄液などのサンプルの培養・顕微鏡検査、そしてPCR検査が挙げられます。血清学的検査で抗体を検出することも行われます。PCRは真菌の遺伝物質を特定する検査で、サンプルによって利用可能性が異なるとされています。

診断

症状があり流行地域の人や最近旅行歴がある人では疑われ、血液検査や画像検査、PCR検査、培養検査などを組み合わせて診断します。血清学検査で抗体を検出することも一般的です。

治療

治療

治療としては抗真菌薬が基本で、状況に応じて薬の投与経路や薬剤が選択されます。軽度から中等度の感染には経口薬、重症例には静脈投与の薬が用いられることがあります。妊娠初期の方には抗真菌薬が使われない場合があります。進行性の場合は治療を受けないと危険となることがあります。

経過と生活

合併症

進行性コクシジオイデス症は治療をしないと死亡に至る可能性があると記載されています。免疫機能が低下している人では特に注意が必要です。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。