病気の解説

仙腸関節障害

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受診の目安

仙腸関節障害では、腰痛を主な症状とし、場合によってはお尻や足の付け根、太ももに痛みが広がることがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、整形外科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

仙腸関節障害は、骨盤をつなぐ仙腸関節が何らかの原因で障害され、腰痛を引き起こす状態です。仙腸関節は背骨の下にある仙骨と左右の腸骨の間にある関節で、上半身を支え地面からの衝撃を守る役割を持ちます。通常は靭帯でしっかり固定されていますが、緩んだり固まってしまうと痛みが生じることがあります。スポーツをする人や腰をひねる動作が多い人、出産経験のある人などに多いとされています。複数の原因が重なることもあり、診断が難しい場合があると記述されています。

主な症状

腰痛を主な症状とし、場合によってはお尻や足の付け根、太ももに痛みが広がることがあります。長時間の座位で痛みが増す、痛みのある側を下にして横になるのがつらい、腰を動かし始めると痛む、体を前屈するときに痛みが出る、などの訴えが見られます。腰の痛みと他の腰の病気の症状に似ているため、正しい診断・治療には注意が必要です。多くは安静や生活改善、リハビリで改善が期待されますが、再発することもあるとされています。

検査と診断

診断

診断は画像検査(X線・MRIなど)だけでは明らかな異常が見られないことが多いとされています。痛む部分を指してもらうテスト(ワンフィンガーテスト)や、仙腸関節を押して痛みが出るかを確かめるテスト(疼痛誘発テスト)で診断を補います。片足立ちで痛みが出るかを確認することもあります。痛みの原因を特定するために局所麻酔薬を使ったブロック注射を行い、痛みが和らぐかどうかで診断の根拠とすることもあると記載されています。

治療

治療

治療は一般に保存療法で、手術は行われません。原因と考えられる活動を休止し、安静にします。痛みがある場合には痛み止め、骨盤ベルトやコルセットなどで骨盤を安定させることがあります。リハビリとして股関節を動かしやすくするストレッチや、体幹深部の筋力を高めるトレーニングが指導されます。必要に応じて仙腸関節ブロック注射が行われることもあります。

経過と生活

経過・予後

保存療法により症状が改善する場合が多いとされますが、再発することがあるため再発予防の注意が必要です。手術が検討されるケースは、保存療法で疲労や歩行障害が改善しない場合です。手術には仙腸関節を固定する方法が挙げられています。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。