病気の解説
単純疱疹
別名:単純ヘルペス、口唇ヘルペス、熱の花
受診の目安
単純疱疹では、口唇周囲や性器などに痛みを伴う水疱が現れます。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、皮膚科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
単純疱疹はヘルペスウイルス(HSV)による感染症です。口の周りや性器、粘膜の部位に水疱ができることが多く、周囲の皮膚は赤くなることがあります。再発があることもあります。
主な症状
口唇周囲や性器などに痛みを伴う水疱が現れます。内側にできる水疱は見えにくく痛みが少ないことがあります。水疱は感染から数日後に現れ、治ってもウイルスは体内に残り再発することがあります。初回感染時は痛みが強く長く続くことがあり、再発時より症状が強いことがあります。
検査と診断
診断
診断には潰瘍から採取したサンプルの検査が用いられます。PCR検査でHSVのDNAを特定することが多く、感度が高いとされています。培養検査や顕微鏡検査も行われることがあります。血液検査で抗体を調べ、HSV-1とHSV-2を区別することもあります。脳の感染が疑われる場合にはMRI検査や腰椎穿刺が考慮されることがあります。
治療
治療
抗ウイルス薬は根治には使われませんが、再発時に疼痛を和らげ、症状を早く治すのに役立つことがあります。治療は早めに開始すると効果的です。口唇ヘルペスにはクリーム薬や内服薬が用いられることがあります。再発抑制療法として毎日薬を飲み続ける方法もあります。水疱がある間は感染力を抑えるための注意が必要です。
経過と生活
生活上の注意
再発を減らすためには、自分の体の反応を知り、日光を避けるなどの工夫が役立つことがあります。感染がある場合には、唇へのキスを控える、グラスの共有を避ける、オーラルセックスを避けるなどの配慮が挙げられています。性器ヘルペスの場合はコンドームの使用が推奨されます。
経過・予後
本文の記載には長期的な経過の詳述はありません。再発することがある点や、治癒してもウイルスが体内に残る点が示されています。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。