病気の解説

尿膜管遺残

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受診の目安

尿膜管遺残では、残った尿膜管の内腔に粘液がたまると感染を起こすことがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、泌尿器科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

尿膜管遺残とは、生まれる前に閉じるはずの尿膜管が出生後も残ってしまう状態です。多くは症状がありませんが、へそから尿が漏れることがあるほか、感染によってへそや膀胱に炎症が生じることがあります。成人では約2%程度が尿膜管を残していると報告されることもあります。

主な症状

残った尿膜管の内腔に粘液がたまると感染を起こすことがあります。へそから尿が漏れる尿膜管瘻、へその近くの臍炎、へそ周辺の痛みや発熱、膀胱近くに残っている場合は膀胱炎を繰り返すことがあります。炎症が広がると腹膜炎になることもあります。

検査と診断

検査

尿膜管遺残が疑われるときには画像検査が行われます。必要に応じて尿検査や血液検査も行われます。

診断

画像検査で尿膜管の状態を確認します。超音波検査のほか、MRIやCT検査が検討されます。へその部分に瘻孔があると瘻孔造影検査を行うことがあります。

治療

治療

感染による症状がある場合は薬物療法が行われます。尿膜管そのものを摘出する手術もありますが、感染がなく無症状の場合は経過観察を選ぶこともあります。

使われる薬

感染による臍炎や膀胱炎がある場合には抗菌薬などの薬物療法が用いられます。炎症が重症化し膿がたまっている場合にはへそを切開して膿を排出することがあります。薬物療法だけで症状が落ち着く場合もありますが、再発することがあり、根治を目指すには手術が必要となることがあります。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。