病気の解説

扁平母斑

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受診の目安

扁平母斑が気になる・症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、皮膚科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

扁平母斑は、境界がはっきりしている茶色のあざです。生まれつきみられることもあれば、出生後に発生して徐々に目立つこともあります。部位は粘膜を除いたあらゆる場所にでき、形や大きさはさまざまです。薄い茶色のものはカフェオレ斑と呼ばれることがあります。扁平母斑は基本的に悪性化することがないため、治療は見た目を整えることを目的として行われます。

主な症状

生まれつき、あるいは生まれてから皮膚に淡茶色から茶褐色のあざが現れます。大きさは数ミリ程度から20センチを超えるものまであり、形は丸く整っているものだけでなくギザギザしたものもあります。成長とともに大きくなることがあり、成長が止まるとそれ以上大きくなることはありません。

原因

表皮に存在するメラノサイトという細胞がメラニンを多く作り出すことが原因です。そのため、紫外線を浴びると色が濃くなることがあります。

病態

メラノサイトが作るメラニンが多くなることで茶色いあざができる、という知識を示します。

検査と診断

診断

皮膚に茶色のあざがある特徴や発症時期(新生児期〜幼児期)を総合的に判断して診断します。茶あざが6個以上ある場合にはNF1(神経線維腫症1型)の疑いがあり、追加の画像検査が行われます。

治療

治療

扁平母斑は悪性化の心配がないため、見た目を整える目的で治療します。これまでの治療法として液体窒素やドライアイスが用いられましたが再発が問題になることがあり、現在はレーザー治療が主に行われます。ルビーレーザーやQスイッチ付きルビーレーザーが用いられ、特に後者はメラニンを多く吸収して周囲へのダメージを抑えつつ高出力で色素を破壊します。治療後は赤みが出ますが通常1か月程度で消え、赤みが引いた後には色素沈着が現れ、3か月程度で薄くなる場合が多いです。個人差があり、6か月〜1年程度かかることもあります。テスト照射で経過を観察する方法もあります。なお、レーザー治療をしても再発することが多く、その場合には別の治療法が検討されます。

経過と生活

予防

扁平母斑は生まれつき現れることが多く、予防は難しいとされています。成人になって治療しても改善しにくく再発率が高いといわれていますが、幼少期にレーザー治療を受けることで治療効果が得られることがあると報告されています。発生を予防することは難しいものの、生まれつきあざを認める場合は早めに医療機関へ相談するとよいとされています。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。