病気の解説

斜視

別名:ひがら目、ひがら眼、ひが目、ひが眼

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受診の目安

斜視では、斜視自体が強い場合を除けば症状はあまり現れないこともあります。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに眼科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。

基本

概要

斜視は、両方の目の視線がそろわなくなる状態です。生後数カ月で現れることもあれば、成長とともに現れることもあり、原因は人それぞれです。片方の眼が極端に見えにくいことや眼の筋肉の力の差、遠視などの屈折異常、頭部の外傷、脳の病気や神経の問題、眼の病気など、さまざまな要因が関係します。早期に気づき、適切に診断・治療を受けることが大切です。

主な症状

小児が眼を細めて見たり、片眼を覆ったりする様子を保護者が気づくことがあります。眼の向きがずれていたり、両眼が同時に動かないことがあるのが特徴です。斜視自体が強い場合を除けば症状はあまり現れないこともあります。年齢が低いほど、脳がずれた方の眼の像を抑制して弱視になることがあります。年長になると複視や首をひねるなどの動作がみられることがあります。

検査と診断

診断

診察では眼の状態を詳しく調べ、場合によっては画像検査を行うことがあります。生後2~3カ月頃から定期的な診察を受けることが推奨されます。乳児では光を当てたときの瞳孔の反射を確認します。年長の小児にはより詳しい検査を行うことがあります。斜視の小児は、眼の病気の評価と治療を専門とする眼科医の診察が必要です。必要に応じて脳の検査や血液検査が行われることがあります。

治療

治療

治療は、斜視の程度と原因により異なります。軽度や間欠的な異常では治療が不要なこともあります。治療の第一の目標は両眼の視力をそろえること(弱視の矯正)です。見えにくい方の眼を使うように促すため、見えている方の眼を覆うアイパッチや視野をかすませる点眼薬を用いることがありますが、これだけで斜視を治すわけではありません。高度な屈折異常がある場合には眼鏡やコンタクトレンズが処方されることがあります。ときに眼の運動が矯正に役立つこともあります。両眼の向きをそろえることが難しい場合には、手術で眼の筋肉の張力を弱めたり強めたりして調整します。外科手術は入院せずに受けられることがあります。

経過と生活

経過・予後

斜視を放置せず、適切に治療すれば改善がみられることがあります。弱視が生じた場合、早期の治療が重要です。治癒の確率は症例によって異なりますが、外科手術の成功率は80%を超えるとされ、追加の手術が必要になる場合もあります。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。