病気の解説

新生児黄疸

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緊急性の高い症状

次のようなときは、すぐに救急受診してください。

  • 泣きやまない、甲高い声で泣く
  • 頭や首とかかとが後ろに反り、弓のように体をそらせる
  • 体がこわばる、またはぐにゃっとして力が入らない
  • 目の動きがおかしい

出典:米国疾病予防管理センター(CDC)

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

新生児黄疸は、赤ちゃんの皮膚や白目が黄色くなる状態で、生後1週間ほどの間に多くの赤ちゃんにみられ、たいていは自然に良くなります。ただし、ビリルビンが高いまま放置されると脳に障害を残すことがあるため、見守りが大切です。

  • ビリルビンは生後3〜5日ごろに最も高くなりやすく、この時期の診察や、退院後の健診は必ず受けてください。
  • 黄色みが強い・オレンジ色っぽい、顔から胸・おなか・手足へと広がっているときは、その日のうちに小児科(または出生した医療機関)に連絡し、受診してください。
  • 起こしてもなかなか起きない、またはほとんど眠らない、母乳やミルクをうまく飲めない、ひどく機嫌が悪い、おしっこやうんちの回数が少ないときも、当日中に受診してください。
  • 生まれて24時間以内に黄色くなった場合は、早めに診てもらう必要があるため、医師に相談してください。

黄疸の原因はいくつかあり、見た目だけでは判断できません。検査でビリルビンを測ります。母乳はほとんどの場合続けられるので、自己判断でやめずに医師に相談してください。

出典:米国疾病予防管理センター(CDC)

基本

概要

新生児黄疸は、赤ちゃんの皮膚や眼の白い部分が黄色くなる状態を指します。これは、血液中のビリルビンという物質が増加することによって起こります。新生児では、特に生後2~3日目に見られることが多く、ほとんどのケースでは自然に改善します。

主な症状

新生児黄疸の主な症状は、皮膚や眼の白い部分が黄色くなることです。特に注意が必要なのは、生後1日以内に黄疸が現れる場合や、生後2週間を過ぎてから初めて黄疸が見られる場合です。また、赤ちゃんが元気がない、授乳がうまくできない、呼吸が苦しそう、発熱がある場合も警戒が必要です。

原因

新生児黄疸の原因にはいくつかの種類があります。最も一般的なのは、生理的高ビリルビン血症で、これは新生児の肝臓が未熟でビリルビンをうまく処理できないために起こります。他にも、母乳哺育黄疸や赤血球の大量破壊(溶血)などが原因となることがあります。

検査と診断

検査

新生児黄疸の診断には、ビリルビン値を測定することが重要です。血液サンプルや皮膚に当てる測定器を使ってビリルビンの濃度を確認します。ビリルビン値が高い場合は、さらに詳しい血液検査を行い、赤血球の状態や他の要因を調べます。

治療

治療

新生児黄疸の治療は原因によって異なりますが、一般的には水分補給が重要です。生理的高ビリルビン血症の場合は、通常は特別な治療は必要なく、1週間以内に自然に改善します。母乳や人工乳を与えることで、ビリルビンの排泄を促進することができます。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:CDC: Jaundice and Kernicterus Information for Families(アーカイブ) / CDC: Jaundice and Breastfeeding / MedlinePlus: Jaundice(2026-10-13 確認)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。