病気の解説

ムコ多糖症

別名:サンフィリッポ症候群、シャイエ症候群、スライ病、ハンター病

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受診の目安

ムコ多糖症では、病型によって違いますが、低身長、硬い毛髪、発達の遅れや変化、頭が大きく額が突出し鼻が小さく唇と舌が大きく見える顔つき、指の関節のこわばりなどが見られることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、小児科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

ムコ多糖症は体のさまざまな組織に影響を及ぼす遺伝性の病気です。病型によって症状の現れ方は異なりますが、乳児期から小児期にかけて身長の伸びが遅れたり、顔つきが特徴的になること、関節がこわばることなどがみられる場合があります。心臓の弁や血管にも影響が出ることがあり、知的能力の遅れや視覚・聴覚の問題が起こることもあります。治療には個々の病型に合わせた選択肢があり、長い経過の中で経過が変わることがあります。

主な症状

病型によって違いますが、低身長、硬い毛髪、発達の遅れや変化、頭が大きく額が突出し鼻が小さく唇と舌が大きく見える顔つき、指の関節のこわばりなどが見られることがあります。知的能力障害や視覚・聴覚の問題が生じることもあり、生涯にわたって進行することがあります。

検査と診断

診断

出生前スクリーニング検査や出生後の症状と身体診察に基づく診断、骨のX線検査、場合によっては追加の画像検査や血液検査を行うことがあります。尿検査は参考になることがありますが正確性は必ずしも高くありません。血液検査での分析や遺伝子検査が活用されることがあります。心臓の問題がある場合は心エコー検査、聴覚に問題がある場合は聴力検査が行われることもあります。

治療

治療

治療は病型により異なります。酵素補充療法が生涯続くことがあるほか、骨髄移植または造血幹細胞移植が行われる場合もあります。ただし、これらの治療には重い副作用やリスクが伴うことがあり、治療の是非は医療チームで慎重に検討されます。

経過と生活

経過・予後

長期的な見通しは病型によって大きく異なります。一般的には長生きできる可能性もありますが、心臓に影響を及ぼす病型などでは若年時に死亡することもあります。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。