病気の解説
月経前症候群
別名:PMS、プリメンストゥロール・シンドローム、月経前緊張症
受診の目安
月経前症候群では、PMSには、身体的な症状として動悸・腹部膨満・乳房の張りや痛み・食欲の変化・便秘・頭痛・疲労感・眠気・関節痛・むくみ・体重増加などなど。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、産婦人科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
月経前症候群(PMS)は、月経の前に現れることがある症状の集まりです。症状は人によって違い、同じ人でも月経周期により変わります。多くの場合、月経が始まると症状が急にやわらぐことがあります。症状には身体的なものと精神的なものがあり、日常生活に影響を与えることがあります。
主な症状
PMSには、身体的な症状として動悸・腹部膨満・乳房の張りや痛み・食欲の変化・便秘・頭痛・疲労感・眠気・関節痛・むくみ・体重増加など、さらには精神的な症状として興奮・不安・涙もろさ・うつ気分・集中力低下・急にイライラする・気分の変動などが挙げられます。症状は人それぞれで、月経前に現れやすく、月経開始後には消失することが多いです。
検査と診断
診断
PMSの診断は医師の評価に基づき、時には標準化されたうつ病検査が用いられることがあります。診断には、毎日の症状を記録して規則的に現れるかを確認する方法が説明されています。うつ病の症状がある場合は専門家の診断を受けることがありますが、症状の出るタイミングなどからPMSと区別されることがあります。
治療
治療
治療としては、十分な睡眠・運動・健康的な食習慣が挙げられます。症状が重い場合には薬物療法が用いられることがありますが、個人差が大きく、これだけで完治することは少ないとされています。薬としてはNSAIDで痛みを和らげる例や、SSRIと呼ばれる抗うつ薬が症状の予防・軽減に使われることがあります。薬の使用は医師の指示に従い、症状が現れる前から継続して服用する方法が多いと説明されています。ホルモン療法としてはエストロゲン-プロゲスチン避妊薬、プロゲステロン剤の使用が挙げられています。
使われる薬
NSAIDは頭痛や腹痛、関節痛を和らげることがあります。重いPMS症状にはSSRIと呼ばれる抗うつ薬が有効になる場合があります。これらは症状が出る前から毎日服用するか、月経開始の前から服用することが推奨されることがあります。
月経前症候群と関係する症状
症状のページでは、同じ症状が出るほかの病気や受診の目安も確認できます。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。