病気の解説
前期破水
受診の目安
妊娠中に、腟から水のようなものが一度にたくさん出たとき、または体を動かすたびに少しずつ下着がぬれるときは、破水の可能性があります。陣痛がなくても様子を見ずに、通っている産婦人科(出産予定の医療機関)へすぐ電話で連絡し、指示を受けてください。
- 量が少ないと尿もれと区別しにくいことがありますが、破水かどうかは医療機関の検査で確かめられます。
- 破水のあと陣痛がすぐ始まらないと、感染の危険が高まることがあります。
- 連絡を待つ間は清潔な大きめのナプキンを当て、シャワーや入浴は控えましょう。
症状だけで病名は判断できません。気になるときは医療機関で診察を受けてください。
出典:中東遠総合医療センター「入院のご案内」、MedlinePlus「Childbirth Problems」
基本
概要
前期破水とは、妊娠中に羊膜が破れて羊水が漏れ出す状態を指します。通常、妊娠37週以降に起こることが多いですが、34週未満で発生することもあります。前期破水が起こると、胎児の健康状態や妊婦の状況に応じて、適切な対応が必要です。
主な症状
前期破水の主な症状は、腟からの羊水の漏れです。妊婦は、羊水が流れ出る感覚を感じることがあります。この状態は、通常の妊娠の進行とは異なるため、注意が必要です。
原因
前期破水の原因は、さまざまな要因が考えられます。一般的には、感染や子宮の過度のストレスなどが関与することがあります。
検査と診断
検査
前期破水が疑われる場合、医師や助産師は腟鏡を用いて腟と子宮頸部を内診します。これにより、卵膜が破れているかどうかを確認し、羊水が腟から漏れ出ているかを観察します。また、羊水の検査やpHの確認を行うこともあります。
治療
治療
前期破水の治療は妊娠週数によって異なります。妊娠34週以降の場合、通常は陣痛を人工的に誘発します。一方、妊娠34週未満の場合は、安静にしながら入院し、感染や陣痛の兆候を注意深くモニタリングします。必要に応じて抗菌薬やコルチコステロイドが投与されることもあります。特に妊娠32週未満の場合は、脳内出血や新生児の脳の発達に問題が起こらないように硫酸マグネシウムが投与されることがあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:中東遠総合医療センター(公立病院)入院案内PDF / MedlinePlus: Childbirth Problems(2026-10-13 確認)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。