病気の解説
濾胞性リンパ腫
受診の目安
濾胞性リンパ腫では、首や腋の下、足の付け根など触れやすい場所のリンパ節に腫れやしこりを感じることがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、血液内科を受診してください。
基本
概要
濾胞性リンパ腫は、血液の中のリンパ球の一種であるBリンパ球ががん化してできる悪性リン腫です。進行は年単位でゆっくり進むことが多いとされ、途中で急に進行する場合もあると説明されています。
主な症状
首や腋の下、足の付け根など触れやすい場所のリンパ節に腫れやしこりを感じることがあります。胸の中やおなかの中のリンパ節では症状が出にくく、CT検査などの画像で見つかることがあります。痛みはあまり出ないことが多いです。病気が進むと発熱・体重減少・大量の寝汗といったB症状が現れることがあります。腫れが大きくなると尿路や静脈、脊髄などを圧迫して水腎症やむくみ、麻痺などの症状が現れ緊急治療が必要になる場合もあります。
検査と診断
診断
悪性リンパ腫の診断には、生検で病変の組織を調べることが多いです。リンパ節の生検のほか、CTやPET-CTなどの画像検査、骨髄検査を行って病気の広がりを調べます。骨髄検査は腰の骨から骨髄組織を採取する検査です。
治療
治療
治療には薬物療法、放射線治療、造血幹細胞移植などがあります。場合によっては治療を行わず経過を見守ることもあります。薬物療法には分子標的薬を単独で使う方法や、分子標的薬と細胞障害性抗がん薬を組み合わせる方法があります。病状が進んでアグレッシブリンパ腫へ変化した場合は、より強力な薬物療法を行うこともあります。放射線治療は数週間かけて行うのが一般的です。造血幹細胞移植は標準治療で難しい場合に検討されます。
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出典
参考: 国立がん研究センター がん情報サービス(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。