病気の解説

睫毛乱生

別名:逆さまつげ、逆まつげ

まず相談する診療科眼科
この解説の項目8項目

受診の目安

睫毛乱生では、成長とともにゴロゴロした異物感や痛みが加わり、程度が強いと視力への影響が出る場合もあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、眼科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

睫毛乱生は、まつげが角膜の方を向いて生えたり、毛根の位置が乱れて生える状態です。主に眼瞼縁炎や外傷の後などが原因とされ、角膜を刺激して炎症や痛みを起こすことがあります。根本的な治療が難しいと考えられるケースもあり、症状は軽いものから視力に影響することもあります。主な症状には、瞬目過剰、結膜の充血、目やに、流涙、異物感や痛みなどがあり、状態が進むと視力の低下が生じることもあります。

主な症状

睫毛乱生の症状は、まつげが眼球側を向いて生えることによる不快感や刺激です。小さな子どもでは、まばたきが多いことや光を眩しく感じること、結膜の充血、目やに、涙が増えるなどが見られることがあります。成長とともにゴロゴロした異物感や痛みが加わり、程度が強いと視力への影響が出る場合もあります。

原因

睫毛乱生の原因は、毛根から睫毛の生え方がいびつで角膜側を向いてしまうことです。これにより睫毛が角膜を傷つけることがあります。原因としては、眼瞼縁炎や熱傷などの外傷による毛根部の炎症、炎症性の経過が長く続くことなどが挙げられます。睫毛が角膜に当たる本数は人によって異なることがあります。

検査と診断

診断

検査は問診と視診が中心です。まぶたの状態を観察し、睫毛が角膜に接触しているかどうかや、どの程度の傷が角膜にあるかを確認します。動作やまばたきの強さを変えて、睫毛と角膜の接触の状態を実際に診察します。

治療

治療

治療は、軽い症状なら伸びすぎた睫毛を抜くことがあります。眼に炎症があるときには抗生剤を含む目薬で炎症を抑えます。睫毛を切り揃えることで眼球に触れにくくします。毛根を焼いて永久脱毛する治療法を受ければ、再発を防ぐことが期待されます。

使われる薬

炎症がある場合、抗生剤を含む目薬が使用されることがあります。

手術・処置

睫毛を抜く、睫毛を切り揃える、毛根を焼いて永久脱毛するといった治療法が挙げられます。

眼科で扱うほかの病気

出典

参考: 睫毛乱生(ショウモウランセイ)について 【病院検索ホスピタ】(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。