病気の解説
肉芽腫性口唇炎
受診の目安
肉芽腫性口唇炎では、唇が突発的に腫れ、上唇に多いですが全体や一部の腫れ、唇の周囲の皮膚の腫れもみられます。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、がん治療科(腫瘍内科・外科)を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
肉芽腫性口唇炎は、唇が腫れることが特徴の病気です。痛みは通常ありませんが、再発することがあります。舌の変化や顔面神経の麻痺を伴うことがあり、Merkersson-Rosenthal症候群と呼ばれることもあります。男女差なく、若年から中高年で見られるとされています。
主な症状
唇が突発的に腫れ、上唇に多いですが全体や一部の腫れ、唇の周囲の皮膚の腫れもみられます。痛みはなく、腫れは一時的に収まることもあれば再発を繰り返すことがあります。舌の変化や顔面神経麻痺を合併することがあり、Melkersson-Rosenthal症候群と呼ばれることがあります。
検査と診断
診断
腫れの原因となる肉芽腫と呼ばれる組織変化を確認するため、病変の一部を採取して顕微鏡で調べる病理検査が行われます。背景にほかの病気がないかを調べるため、アレルギー検査、歯の検査(虫歯や歯周病の有無を確認)、便検査、消化管内視鏡検査などが適宜検討されます。
治療
治療
この病気に対して確実に効果がある治療法は確立されていません。唇の異常な反応を抑える目的で、ステロイドやトラニラストなどの薬が用いられることがあります。再発に注意して適切に容量を調整します。効果が不十分な場合には、病変部位を外科的に切除することも検討されます。歯科治療が関与している場合には、虫歯・歯周病の治療を行うことがあります。金属アレルギーが関与する場合には金属の除去が検討されることがあります。
がん治療科(腫瘍内科・外科)で扱うほかの病気
出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。