病気の解説

胃軸捻転症

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緊急性の高い症状

お腹の激しい痛みが続く・板のように硬い・嘔吐を繰り返す・高熱を伴うときは、ただちに救急(119)を要請してください。

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

胃軸捻転症では、突然の嘔吐や上腹部の膨満感が一般的な症状です。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、消化器内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

胃軸捻転症は、胃が生理的な範囲を超えて病的にねじれてしまう状態です。捻転は180度以上の角度まで生じることがあり、急性・慢性、発生機序もさまざまです。成人では比較的まれとされ、診断には複数の検査が用いられます。高齢で急に重症化することもあるため、早期の診断と病態の把握が重要です。

主な症状

突然の嘔吐や上腹部の膨満感が一般的な症状です。急性期では、みぞおちの激しい痛みと腹部の張り、嘔吐があるが内容物が出ない場合、鼻から胃へ挿入する胃管が難しい場合などの特徴が挙げられます。慢性期では症状がないこともあり、胃X線検査で偶然見つかることもあります。

病態

胃は捻転すると内部の血流が影響を受け、胃壁に影響が出ることがあります。腹部CT検査では、著明に拡張した胃のガス像が確認され、場合によっては門脈にガス像がみられることがあります。

検査と診断

診断

胃軸捻転症の診断には、問診・腹部のX線検査・腹部CT検査・胃X線造影検査が用いられます。これらの検査で捻転の有無や胃の状態を評価します。

治療

治療

急性の場合は外科的治療が第一選択となります。捻転を解除したうえで胃を前方のお腹の壁に固定する手術が行われ、腹腔鏡を用いた手術も普及しています。慢性または間欠性の捻転では保存的治療を試みることがあり、胃管でガスを抜くなどの方法や、内視鏡で捻転をもどすことがあります。改善がなく緊急手術が必要となる場合もあります。

経過と生活

経過・予後

胃軸捻転症の死亡率は15~30%とされ、予後の悪い病気のひとつとされています。続発性の場合も慎重な管理が必要です。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。