病気の解説

腎症候性出血熱

別名:アジア型腎症、スカンジナビア型良性腎症、梅田奇病、流行性腎症

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緊急性の高い症状

複数の部位からの出血・急な発熱やぐったり・意識がもうろうとするときは、ただちに救急(119)を要請してください。

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

腎症候性出血熱では、軽症では上気道炎症状や発熱などで終わることが多いものの、重症化するとショックや腎不全を起こすことがあり、死亡につながることもあります。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに腎臓内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。

基本

概要

腎症候性出血熱は、オルソハンタウイルス属のウイルスを病原体とする感染症です。主な感染経路はげっ歯類の排泄物を含む粉じんの吸入で、上気道炎症状や発熱から始まることがあります。重症化するとショックや腎不全を起こし、死亡することがあるとされています。

主な症状

潜伏期間はおおむね1週間から5週間程度で、通常は2週間から3週間の範囲です。軽症では上気道炎症状や発熱などで終わることが多いものの、重症化するとショックや腎不全を起こすことがあり、死亡につながることもあります。

原因

病原体はハンタウイルス科オルソハンタウイルス属の1本鎖RNAウイルスで、げっ歯類を自然宿主とします。

検査と診断

診断

血液や尿からウイルスの分離・同定、ウイルス遺伝子の検出、血清学的検査によって病原体を捉えることができます。

経過と生活

予防

流行地域ではげっ歯類との接触を避け、糞や尿で汚染された粉じんを吸わないように環境を清潔に保ちます。食品は蓋をして適切に保管します。国内で承認されたワクチンはありません。

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出典

参考: JIHS(旧NIID)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。