病気の解説
C3腎症
受診の目安
C3腎症では、多くの場合、血尿やタンパク尿がみられます。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、腎臓内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
C3腎症は、腎臓の糸球体に異常が生じる病気です。血液中の補体成分C3が長く不適切に活性化することで糸球体に影響が出て、尿の異常だけでなく腎機能が低下することがあります。日本では新しく分類された病気で、世界的には発生頻度の推定が記されています。補体は体を守る成分ですが、何らかの理由で活性化が続くと腎臓に影響を与えることがあるとされています。
主な症状
多くの場合、血尿やタンパク尿がみられます。血尿は肉眼では分からない程度のこともあり、検査で見つかることが多いです。タンパク尿の程度には個人差があります。初診時にはネフローゼ症候群に至るケースもあるとされ、長く経過すると腎機能の悪化につながることがあります。合併症として血栓症や免疫不全なども起こることがあります。
検査と診断
診断
C3腎症の確定診断には腎生検が必要です。腎生検では腎組織を採取し、蛍光抗体で染色してC3の沈着が優位かどうかを確認します。抗体を蛍光色素で可視化する方法で診断の手がかりを得ます。
治療
治療
現時点では確立された治療法はありません。薬物療法としてステロイドや免疫抑制薬が用いられることがあり、多剤併用療法や血漿交換が初期治療として報告されることもあります。補体阻害薬が有用と考えられる報告も出てきています。治療に加え、腎臓への負担を減らすため塩分やタンパク質の制限、血圧のコントロールなどの食事療法も重要です。薬物療法と食事療法を組み合わせて行うことが一般的とされています。
経過と生活
経過・予後
腎機能の低下やネフローゼ症候群などを経ることがあると説明されています。
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出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。