病気の解説
色素失調症
受診の目安
色素失調症では、皮膚に紅斑水疱性の発疹が現れ、時間をかけて進行し、色素沈着や萎縮が見られます。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、皮膚科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
色素失調症は、皮膚や眼、そして中枢神経に影響を及ぼすまれな疾患です。主に女性に多く見られ、男性も時折罹患します。日本では、約10万人に0.7人の割合で発症し、成人の患者数は約2500人と推定されています。
主な症状
色素失調症の主な症状には、皮膚に紅斑水疱性の発疹が現れ、時間をかけて進行し、色素沈着や萎縮が見られます。成人になると、皮膚の色素が線状に消失することがあります。また、脱毛や歯の異常、眼の病変、さらには骨の奇形や知的障害が見られることもあります。
治療
治療
色素失調症に特化した治療法はまだ確立されていませんが、水疱に対しては標準的な治療が行われます。必要に応じて感染症の治療も行われ、網膜剥離が起こる場合には凍結療法やレーザー治療が行われます。また、痙攣発作がある場合は抗てんかん薬が処方されます。
経過と生活
合併症
色素失調症の合併症として、視力低下や斜視が現れることがあります。眼の症状が進行すると、網膜剥離を引き起こし、最悪の場合失明に至ることもあります。眼症状を持つ患者の中で、10~20%がこのような重篤な状態になる可能性があります。
経過・予後
色素失調症の生命予後は比較的良好ですが、中枢神経に影響がない場合、知的発達も正常であることが多いです。ただし、皮膚や眼、歯、毛髪に症状がある場合、重症度によっては長期的な療養が必要になることもあります。
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出典
参考: 小児慢性特定疾病情報センター(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。