病気の解説
血管炎・紫斑病
受診の目安
血管炎・紫斑病では、盛り上がって見えることがあり、軽い水ぶくれのようになることもあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、リウマチ・膠原病内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
IgA血管炎は、皮膚に紫斑ができ、腹痛や関節痛、腎臓の症状などを伴う病気です。IgAと呼ばれる抗体が小さな血管に沈着して炎症を起こすと考えられています。発症は3〜10歳の子どもに多く、成人も対象ですが発症しやすさや経過が子どもと異なることがあります。発症には季節性があるとされ、秋と冬に多い傾向があります。出典では、IgA血管炎の正確な原因は解明されていません。
主な症状
皮膚には紫斑ができ、主に下肢に多く現れます。盛り上がって見えることがあり、軽い水ぶくれのようになることもあります。腹痛や嘔吐などの腹部症状、膝や足の関節痛・腫れが生じることがあります。腎臓の症状としては、尿に蛋白が出たり血尿がみられることがあり、浮腫を伴うこともあります。これらは年齢や症状の程度によって異なります。
検査と診断
診断
IgA血管炎には特別にこれといえる検査はありません。小児では臨床的な症状や画像検査を基に診断することが多いです。成人では同様の紫斑を起こす別の病気と区別するために皮膚の検査を行うことがあります。腎臓の状態を調べるため尿検査を定期的に行い、必要に応じて血液検査や腎生検を行い重症度を評価します。腹部症状がある場合は腹部エコーや便潜血検査が使われることがあります。
治療
治療
軽症の場合は安静と経過観察で自然に軽快することが多いとされています。中等度以上の腹部や関節の症状には短期間の副腎皮質ステロイドが使われます。腎炎がある場合は組織所見に基づいて治療方針を決め、重症例では副腎皮質ステロイドや免疫抑制薬が用いられることがあります。小児では腎炎の治療反応が良いケースが多いとされ、再発は少ない傾向ですが、成人では腎機能障害の可能性に注意が必要です。腹部症状や関節症状にはステロイドが主に用いられ、場合によっては第XIII因子製剤が使われることがあります。
経過と生活
経過・予後
小児では腎炎を伴っても予後は比較的良好なケースが多いとされますが、成人では腎機能障害を残すことがあるため注意が必要です。
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出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。