病気の解説

骨盤内炎症性疾患

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受診の目安

骨盤内炎症性疾患では、月経が終わるころや終わってから2~3日後に出やすく、下腹部の痛みが初期にみられます。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、産婦人科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

骨盤内炎症性疾患は、腟由来の細菌が子宮頸部を経て上の方へ広がることで起こる感染症です。主な原因菌には淋菌、クラミジア・トラコマチス、性器マイコプラズマなどが挙げられ、細菌性腟症から広がることもあります。まれに婦人科領域の手術や分娩・流産の際に腟から感染が入り込むことがあります。

主な症状

症状は月経が終わるころや終わってから2~3日後に出やすく、下腹部の痛みが初期にみられます。痛みは片側に強く出ることもあります。不規則な出血や腟分泌物があり、悪臭を伴うこともあります。感染が広がると痛みが強くなり、発熱や吐き気・嘔吐を伴うこともあります。分泌物は黄色く膿状になることも。性交時や排尿時の痛みを感じる人もいます。 heavierな症状になることもあれば、軽症のこともあります。

検査と診断

診断

診断には医師による評価と子宮頸部からの検体検査、場合により超音波検査や腹腔鏡検査を用います。痛みを伴う内診やおりものの状況、妊娠検査の結果、検査の総合で判断します。妊娠の可能性があるかどうかも確認します。必要に応じて腹腔鏡検査を行い、腹腔内部を観察します。

治療

治療

治療は通常、淋菌やクラミジアなどの感染に効果のある抗菌薬を早めに内服または筋肉内投与します。症状が重い場合や合併症の疑いがある場合には入院して静脈から抗菌薬を投与します。膿瘍がある場合は排膿を行うことがあります。治療中も診断結果に応じて薬を変更することがあります。

経過と生活

予防

予防には性行為の安全対策が含まれます。コンドームを正しく使用することで性感染症の予防に役立つとされています。必要がある場合は性感染症の検査を受けることが推奨されます。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。