病気の解説
高プロラクチン血症
受診の目安
高プロラクチン血症では、腫瘍が大きいと頭痛や視野の変化が現れることもあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、内分泌・代謝内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
高プロラクチン血症は、血液中のプロラクチンというホルモンの値が高い状態を指します。主に腺腫(プロラクチノーマ)により生じることがあり、思春期の遅れや無月経、乳汁分泌の異常などの症状が現れることがあります。小児では性腺機能が抑制されることがあり、成人では女性で乳汁分泌や月経の異常、男性で性欲の低下が見られることがあります。大きな腫瘍では頭痛や視野障害を伴うこともあります。
主な症状
高プロラクチン血症の症状として、女性では乳汁分泌と無月経、男性では性欲低下が挙げられます。小児では思春期の遅れや成長の停止がみられることがあります。腫瘍が大きいと頭痛や視野の変化が現れることもあります。
検査と診断
診断
診断の第一歩は血液中のプロラクチン値を測定します。値が高い場合は薬による高プロラクチン血症や甲状腺機能低下を除外します。次に、造影MRIで下垂体の病変を調べます。下垂体腺腫は造影で見えにくい低信号域として描かれることがあります。
治療
治療
治療の第一選択はドパミンアゴニストです。超長時間作用型の薬剤で、カベルゴリンがよく用いられます。服用量は日0.25~0.75mgを、週1~2回の頻度で続けます。薬で十分でない場合や副作用が強い場合には、手術が適用となることがあります。
経過と生活
経過・予後
ドパミンアゴニストによる治療を適切に行えば、プロラクチン値が正常化する割合は高いと考えられます。腫瘍の縮小が認められることも多いです。
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出典
参考: 小児慢性特定疾病情報センター(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。