バイタルサインでないのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第71回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
バイタルサインは、生命活動の基本的な徴候を示すものであり、具体的には体温、脈拍、呼吸、血圧の4つが主要な項目として挙げられます。これらは生命維持に直結する生理機能の状態を把握するために重要です。体重は身体の構成を示す指標であり、健康状態の評価には用いられますが、生命徴候としてのバイタルサインには含まれません。
選択肢ごとの解説
- 1. 血圧は、心臓のポンプ機能や血管の状態を反映する重要なバイタルサインの一つです。選びやすい理由:バイタルサインとして広く認識されているため、誤って選ぶことは少ないでしょう。
- 2. 呼吸の回数や状態は、呼吸器系の機能や全身の状態を示す重要なバイタルサインです。
- 3. 体温は、体の熱産生と放熱のバランスを示す指標であり、感染症などの有無を判断する上で不可欠なバイタルサインです。
- 4. 正解。体重は身体の状態を把握する上で重要な指標ですが、刻一刻と変化する生命活動の徴候(バイタルサイン)としては分類されません。選びやすい理由:健康状態を測る重要な指標であるため、バイタルサインと混同しやすいです。特に、肥満度や栄養状態の評価に用いられるため、健康管理全般の指標と捉えがちです。混同注意:バイタルサイン(生命徴候)と、一般的な身体測定項目や健康状態を示す指標との区別。
- 5. 脈拍は、心臓の拍動数やリズム、血管の弾力性を反映する重要なバイタルサインです。
国試ポイント
バイタルサインの基本的な項目について、正確な知識を問う問題です。医療現場で日常的に使用される用語の定義を理解しているかが重要です。特に、バイタルサインではない項目と混同しないよう、それぞれの意義を把握しておく必要があります。
混同注意
バイタルサインと一般的な身体測定項目(身長、体重、腹囲など)。バイタルサインと血液検査などの生理機能検査項目。バイタルサインには意識レベル(JCS, GCS)や尿量を含める場合もありますが、基本的な項目としては体温、脈拍、呼吸、血圧が挙げられることを押さえておく必要があります。
次に同じ論点が出たら
バイタルサインの基本的な4項目(体温、脈拍、呼吸、血圧)を確実に覚えているかを確認する。さらに、それぞれの正常値範囲や、異常値がどのような病態を示すかを問う問題が出る可能性があるため、関連知識も学習する。
関連知識
各バイタルサインの正常値範囲(例:体温36.0-37.0℃、脈拍60-100回/分、呼吸12-20回/分、血圧収縮期100-140mmHg、拡張期60-90mmHg)。バイタルサイン測定の目的と意義。バイタルサインの異常が示唆する疾患や病態。意識レベルの評価(ジャパンコーマスケール JCS、グラスゴーコーマスケール GCS)。