血清10μLを使用して10分間の酵素反応を行ったところ、10 nmolの基質量が変化した。酵素量〔U/L〕はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第67回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
酵素活性の国際単位Uは、1分間に1μmolの基質を変化させる酵素量と定義されます。問題文のデータから、まず1分間あたりの基質変化量を算出します。10nmol / 10分 = 1nmol/分。次に、この値をUの定義に合わせてμmol/分に変換します。1nmol/分 = 0.001μmol/分 = 0.001U。最後に、血清量10μLあたり0.001Uの活性があるため、1Lあたりの活性に換算します。10μL = 0.00001Lなので、0.001U / 0.00001L = 100U/Lとなります。
選択肢ごとの解説
- 1. 計算が誤っています。1Uは1分間に1μmolの基質を変化させる酵素量なので、単位換算を正確に行う必要があります。正しくは:酵素活性の計算式((基質変化量 nmol / 反応時間 min) / 検体量 μL)に1000(nmol→μmol)と1000(μL→L)をかけて求めます。選びやすい理由:単位換算の桁数を間違えやすいです。混同注意:nmolとμmol、μLとLの換算を混同しやすいです。
- 2. 計算が誤っています。1Uは1分間に1μmolの基質を変化させる酵素量なので、単位換算を正確に行う必要があります。正しくは:酵素活性の計算式((基質変化量 nmol / 反応時間 min) / 検体量 μL)に1000(nmol→μmol)と1000(μL→L)をかけて求めます。選びやすい理由:単位換算の桁数を間違えやすいです。混同注意:nmolとμmol、μLとLの換算を混同しやすいです。
- 3. 正解。1Uは1分間に1μmolの基質を変化させる酵素量と定義されます。この問題では、10μLの血清で10分間に10nmolの基質が変化しました。まず、1分間あたりの基質変化量を求めます。10nmol / 10分 = 1nmol/分。次に、このnmol/分をU(μmol/分)に変換します。1nmol/分 = 0.001μmol/分 = 0.001U。最後に、この酵素活性を1Lあたりの量に換算します。0.001U / 10μL = 0.001U / 0.00001L = 100U/Lとなります。正しくは:この選択肢は正しいです。選びやすい理由:正しい計算経路を理解していれば、迷わず選択できます。混同注意:他の選択肢は計算ミスから導かれるため、正確な計算が重要です。
- 4. 計算が誤っています。1Uは1分間に1μmolの基質を変化させる酵素量なので、単位換算を正確に行う必要があります。正しくは:酵素活性の計算式((基質変化量 nmol / 反応時間 min) / 検体量 μL)に1000(nmol→μmol)と1000(μL→L)をかけて求めます。選びやすい理由:単位換算の桁数を間違えやすいです。混同注意:nmolとμmol、μLとLの換算を混同しやすいです。
- 5. 計算が誤っています。1Uは1分間に1μmolの基質を変化させる酵素量なので、単位換算を正確に行う必要があります。正しくは:酵素活性の計算式((基質変化量 nmol / 反応時間 min) / 検体量 μL)に1000(nmol→μmol)と1000(μL→L)をかけて求めます。選びやすい理由:単位換算の桁数を間違えやすいです。混同注意:nmolとμmol、μLとLの換算を混同しやすいです。
国試ポイント
酵素活性の国際単位Uの定義と、nmol/分/μLなどの単位からU/Lへの正確な換算能力が問われています。特に、体積と物質量の単位変換(マイクロ、ナノ)を正確に行うことが重要です。
混同注意
nmolからμmolへの換算(1000倍または1/1000)、およびμLからLへの換算(1000000倍または1/1000000)を混同しやすいです。どちらの単位を基準に計算するかで結果が大きく変わります。
次に同じ論点が出たら
同様の問題が出題された場合は、まずUの定義(1分間に1μmolの基質変化)を正確に思い出し、与えられた情報から1分間あたりの基質変化量(μmol/分)を計算します。次に、検体量をLに換算し、μmol/分を検体量(L)で割ることでU/Lを算出する手順を踏みます。特に、nmolとμmol、μLとLの換算における桁数に注意が必要です。
関連知識
酵素活性の計算式、国際単位(U)の定義、SI単位系における接頭辞(ナノ、マイクロ、ミリ、キロなど)の理解。臨床検査における酵素活性測定の意義。