生活保護で原則として現物給付されるのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第71回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
生活保護制度における扶助のうち、医療扶助は、受診した医療機関に対し直接費用が支払われる「現物給付」を原則としています。他の扶助(教育、住宅、出産、葬祭など)は、原則として「金銭給付」です。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。医療扶助は、原則として医療機関に直接費用が支払われる現物給付の形式をとります。受給者が直接現金を受け取るわけではありません。
- 2. 教育扶助は、学習用品費や給食費など、定められた費用が現金で支給されるのが原則です。正しくは:教育扶助は原則として金銭給付です。選びやすい理由:子どもが学校に通うために必要な費用なので、現物給付と誤解しやすいかもしれません。混同注意:現物給付である医療扶助や介護扶助と混同しやすい。
- 3. 住宅扶助は、家賃や地代などが、通常は受給者本人に現金で支給されます(一部例外的に直接家主へ支払われる場合もありますが、原則は金銭給付です)。正しくは:住宅扶助は原則として金銭給付です。選びやすい理由:家賃という性質上、直接家主に支払われると誤解しやすいかもしれません。混同注意:現物給付である医療扶助や介護扶助と混同しやすい。
- 4. 出産扶助は、出産にかかる費用が金銭で支給されます。正しくは:出産扶助は原則として金銭給付です。選びやすい理由:医療機関での出産費用は高額なため、医療扶助と同様に現物給付と誤解しやすいかもしれません。混同注意:現物給付である医療扶助と混同しやすい。
- 5. 葬祭扶助は、葬儀に必要な費用が金銭で支給されます。正しくは:葬祭扶助は原則として金銭給付です。選びやすい理由:葬儀という特別な費用であるため、金銭給付でないと誤解しやすいかもしれません。混同注意:現物給付である医療扶助と混同しやすい。
国試ポイント
生活保護制度における各種扶助の給付方法(金銭給付か現物給付か)を正確に理解しているかが問われています。特に、医療扶助が現物給付であることは重要です。
混同注意
生活扶助、教育扶助、住宅扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助、介護扶助など、他の扶助の給付形態と医療扶助を混同しやすいです。介護扶助も現物給付が原則ですが、本問の選択肢にはありません。
次に同じ論点が出たら
次に同じ論点が出た場合は、各扶助の種類と、それが金銭給付なのか現物給付なのか、さらに例外規定がある場合はそれも確認することが求められます。
関連知識
生活保護法第11条に定める8種類の扶助と、それぞれの給付原則(金銭給付または現物給付)。介護扶助も原則として現物給付である。