医療用ガスとして容器に緑色のボンベが用いられるのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第63回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
医療用ガスボンベの色は、内容ガスの種類を迅速かつ正確に識別するために非常に重要です。日本ではJIS規格によりその色が定められており、二酸化炭素は緑色(またはねずみ色)とされています。酸素は黒色または白色、亜酸化窒素は青色です。これらを正確に覚えることが臨床現場での安全確保に繋がります。
選択肢ごとの解説
- 1. 酸素ボンベは黒色または白色(国際規格では白)で識別されます。緑色ではありません。正しくは:酸素ボンベは通常、黒色または白色で表示されます。選びやすい理由:最もよく使われる医療ガスであるため、知識の曖昧さから選んでしまう可能性があります。混同注意:酸素と二酸化炭素のボンベ色を混同しやすいです。
- 2. 窒素ガスボンベは通常、灰色で識別されます。緑色ではありません。正しくは:窒素ボンベは灰色で表示されます。選びやすい理由:医療ガスの一種ではありますが、酸素や二酸化炭素ほど頻繁に色覚問題で問われることがないため、知らないと適当に選んでしまうかもしれません。混同注意:医療ガスボンベの色の区別全般。
- 3. 混合ガスのボンベは、混合されるガスの種類に応じて複数の色で識別されるか、特定の色とガス名の表示で識別されます。単一の緑色のみで識別されることはありません。正しくは:混合ガスボンベは、その内容に応じて複数の色や表示で識別されます。選びやすい理由:漠然とした選択肢のため、知らない場合に選んでしまう可能性があります。混同注意:特定のガスではないため、混合ガスの表示方法を知らないと誤答しやすいです。
- 4. 正解。日本では医療用二酸化炭素ガスボンベは、JIS規格に基づき緑色(またはねずみ色)で表示されることが定められています。
- 5. 亜酸化窒素(笑気ガス)ボンベは、通常、青色で識別されます。緑色ではありません。正しくは:亜酸化窒素ボンベは青色で表示されます。選びやすい理由:手術室などで使用される頻度が高いため、知っているガスとして選択肢になりやすいです。混同注意:二酸化炭素や酸素のボンベ色と混同しやすいです。
国試ポイント
医療用ガスボンベの色と内容ガスとの対応は、臨床検査技師国家試験において基礎知識として頻繁に問われる重要事項です。特に主要なガス(酸素、二酸化炭素、亜酸化窒素)の色は確実に記憶しておく必要があります。知識の正確性が問われるストレートな問題形式です。
混同注意
医療用ガスボンベの色は、国や地域によって国際規格(ISO)と国内規格(JISなど)が異なる場合があるため、その点も混乱しやすい要素です。特に酸素ボンベの色(日本では黒、国際的には白)は注意が必要です。本問は日本のJIS規格に基づいています。
次に同じ論点が出たら
今後この論点が出題された場合、他の主要な医療用ガス(酸素、亜酸化窒素など)の色を問う形式や、複数のガスの組み合わせから正しいものを選択する形式で出題される可能性が高いです。また、国際規格との違いを比較させるような応用問題も考えられます。
関連知識
酸素(O2):黒または白、二酸化炭素(CO2):緑またはねずみ色、亜酸化窒素(N2O):青、空気(Air):灰色、窒素(N2):灰色、ヘリウム(He):ねずみ色(国際規格では茶色)。混合ガスはその成分に応じて表示されます。