2015年における世界のおよそのマラリアの患者数と死亡者数の組合せで正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第64回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
2015年のWHO世界マラリア報告書によると、世界のマラリア患者数の推定値は約2億1,200万人、死亡者数の推定値は約43万人でした。この問題は、主要な感染症の疫学データを正確に把握しているかを問うものです。特に、患者数が億単位であること、死亡者数が数十万単位であることを理解しておく必要があります。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。2015年の世界マラリア報告書(WHO World Malaria Report 2015)によると、推定患者数は2億1,200万人、推定死亡者数は43万人でした。これは、マラリアの疫学に関する主要な統計データです。
- 2. 死亡者数が一桁少なく、約4万3,000人では実態と異なります。実際の死亡者数はその10倍の約43万人です。正しくは:死亡者数:約43万人選びやすい理由:患者数の数値は合っているため、死亡者数を混同しやすい。ゼロの数を間違えやすい。混同注意:患者数と死亡者数の絶対的な桁数や比率に関する感覚が曖昧だと誤りやすい。
- 3. 患者数が一桁少なく、約2,120万人では実態と異なります。実際の患者数はその10倍の約2億1,200万人です。正しくは:患者数:約2億1,200万人選びやすい理由:死亡者数の数値は合っているため、患者数を混同しやすい。ゼロの数を間違えやすい。混同注意:患者数と死亡者数の絶対的な桁数や比率に関する感覚が曖昧だと誤りやすい。
- 4. 患者数、死亡者数ともに一桁少なく、実態と大きく異なります。実際の患者数は2億1,200万人、死亡者数は43万人です。正しくは:患者数:約2億1,200万人、死亡者数:約43万人選びやすい理由:数値の組み合わせは実際の数字に近いが、桁数が両方とも間違っている。混同注意:正確な数値を覚えていない場合に、どちらの桁も間違えてしまう可能性がある。
- 5. 患者数、死亡者数ともに実態より大幅に少なく、全く異なります。実際の患者数は2億1,200万人、死亡者数は43万人です。正しくは:患者数:約2億1,200万人、死亡者数:約43万人選びやすい理由:選択肢中の数字の組み合わせ自体はもっともらしく見えるが、実際のマラリアの流行規模からすると非常に小さい。混同注意:他の感染症の疫学データや、マラリアの規模感を正確に把握していない場合に選びやすい。
国試ポイント
特定の年の主要な感染症(マラリア、HIV、結核など)の世界的な疫学データ(患者数、死亡者数、罹患率、死亡率など)の概算を問う問題が頻出します。特に、桁数を間違わせる選択肢や、近い数字で惑わせる選択肢が多いので、正確な数値を記憶することが求められます。
混同注意
マラリア以外の他の主要感染症(HIV/AIDS、結核など)の患者数や死亡者数と混同しやすい。また、患者数と死亡者数のどちらの数字がどちらに対応するか、ゼロの桁数を正確に覚えることが難しい。
次に同じ論点が出たら
次に同様の論点が出た場合、まず、どの年のデータが問われているかを確認し、次に患者数と死亡者数の概算の桁数(億、千万、百万、十万、万など)を正確に判断する。さらに、他の主要感染症のデータと比較して、適切な選択肢を選べるように知識を整理しておく必要がある。
関連知識
・WHO世界マラリア報告書(World Malaria Report)の最新版と過去の主要な年の報告内容。 ・マラリアの発生状況(流行地、高リスク群など)。 ・マラリアの診断、治療、予防に関する最新の知見。 ・他の熱帯感染症の疫学データと比較し、それぞれの疾患の公衆衛生上の重要性を理解する。