電磁波はどれか。2つ選べ。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第67回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2・3番
解説
電磁波は電場と磁場の変化が空間を伝播する波であり、粒子線は質量を持つ粒子の流れです。選択肢のうち、γ線と赤外線は電磁波に分類されます。β線、電子線、陽子線はすべて粒子線です。
選択肢ごとの解説
- 1. β線は高速の電子の流れであり、粒子線の一種です。電磁波ではありません。正しくは:β線は粒子線である。選びやすい理由:放射線の一種であるため、電磁波と混同しやすいかもしれません。混同注意:電磁波(γ線、X線など)
- 2. 正解。γ線(ガンマ線)は原子核の励起状態から放出される高エネルギーの電磁波です。波長が短く、高い透過性を持つのが特徴です。
- 3. 正解。赤外線は電磁スペクトルの一部であり、可視光線よりも波長が長く、電波よりも短い電磁波です。熱線としても知られています。
- 4. 電子線は電子の流れであり、粒子線の一種です。リニアックなどから加速された電子ビームを指します。電磁波ではありません。正しくは:電子線は粒子線である。選びやすい理由:X線発生にも関連するため、電磁波と混同しやすいかもしれません。混同注意:電磁波(X線、γ線など)
- 5. 陽子線は陽子の流れであり、粒子線の一種です。放射線治療などで用いられますが、電磁波ではありません。正しくは:陽子線は粒子線である。選びやすい理由:放射線治療に用いられるため、電磁波と混同しやすいかもしれません。混同注意:電磁波(X線、γ線など)
国試ポイント
放射線に関する基本的な知識として、電磁波と粒子線の区別が問われています。それぞれの具体例を正確に理解しているかを確認する問題です。
混同注意
放射線の種類(電磁波と粒子線)は、臨床検査技師国家試験で頻繁に問われる基本中の基本知識です。特に、γ線とβ線、X線と電子線は名前が似ていたり、発生源が関連していたりするため混同しやすいです。これらは異なる物理的性質を持つことを明確に区別して覚える必要があります。
次に同じ論点が出たら
今後同様の論点が出た場合、主要な放射線の分類(電磁波か粒子線か)、それぞれの特性(電荷、質量、透過性など)、主な発生源(原子核、原子軌道、加速器など)を問う問題が出る可能性があります。
関連知識
電磁波の種類には、波長の長い方から電波、マイクロ波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、γ線があります。これらはすべて電磁波であり、エネルギーは波長が短くなるほど高くなります。粒子線には、α線、β線、陽子線、中性子線などがあります。