縦隔に存在しないのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第64回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
縦隔は胸腔の中央部で、左右の肺に挟まれた空間です。胸腺、食道、気管、心臓、大血管などが縦隔内に存在しますが、肺そのものは縦隔には含まれません。肺は縦隔の左右にある独立した器官です。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。肺は左右の胸腔にそれぞれ位置しており、縦隔の左右両側にあります。縦隔そのものには含まれません。正しくは:肺は左右の胸腔にそれぞれ存在し、縦隔の『外側』に位置します。選びやすい理由:胸腔内にある臓器なので、一見縦隔の一部のように思えるかもしれませんが、明確に区分されます。混同注意:縦隔は胸腔の一部ですが、肺は縦隔に含まれません。胸腔、縦隔、肺の位置関係を混同しやすいです。
- 2. 胸腺は上部縦隔の前方に位置する免疫器官です。
- 3. 食道は上部から後部縦隔にかけて存在する消化管です。
- 4. 気管は上部から中部縦隔にかけて存在する呼吸器系の器官です。
- 5. 心臓は中部縦隔に位置する循環器系の主要臓器です。
国試ポイント
縦隔の解剖学的範囲と、そこに位置する主要な臓器を正確に理解しているかを問う問題です。特に、肺が縦隔の『外側』にあることを知っているかがポイントです。
混同注意
胸腔、縦隔、肺の間の位置関係。胸腔=全体、縦隔=中央部、肺=左右の大部分。
次に同じ論点が出たら
今後同様の論点が出た場合、縦隔内の各部位(前縦隔、中縦隔、後縦隔)に特有の臓器や構造を問われる可能性があります。また、縦隔腫瘍の種類と発生部位に関する知識も重要です。
関連知識
縦隔の区分(上縦隔、下縦隔:前縦隔、中縦隔、後縦隔)と、それぞれの区分に含まれる臓器。例:大動脈、大静脈、胸管、迷走神経、横隔神経など。