10/20法による脳波電極P3の部位について正しいのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第66回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
10/20国際式電極配置法において、電極記号は、アルファベットが脳葉(F:前頭葉、T:側頭葉、C:中心溝、P:頭頂葉、O:後頭葉)を示し、数字が左右の位置を示します。奇数番号(1, 3, 5, 7)は左半球、偶数番号(2, 4, 6, 8)は右半球、'z'は正中線上の電極を意味します。したがって、P3は左(奇数)の頭頂葉(Parietal)中央部を指します。
選択肢ごとの解説
- 1. P3は正中線上ではなく、左半球に位置します。正中部の電極はFz, Cz, Pzなど'z'が付きます。正しくは:正中頭頂部はPzです。選びやすい理由:Pは頭頂葉(Parietal)を示すため、頭頂部であることは正しいですが、正中ではありません。混同注意:Pz (正中頭頂部) と混同しやすい。
- 2. P3の'P'は頭頂葉(Parietal)を示し、側頭葉ではありません。正しくは:左側頭葉中央部はT3またはT7です(10/20法と10/10法で表記が異なる場合があります)。選びやすい理由:左側であることは正しいものの、部位が異なります。混同注意:T3/T7 (左側頭葉) と混同しやすい。
- 3. 正解。10/20国際式電極配置法において、Pは頭頂葉(Parietal lobe)を、奇数(3, 7)は左半球を、偶数(4, 8)は右半球を示します。したがって、P3は左頭頂葉中央部を指します。
- 4. P3の'P'は頭頂葉(Parietal)を示し、側頭葉ではありません。また、奇数である'3'は左半球を示し、右半球ではありません。正しくは:右側頭葉中央部はT4またはT8です。選びやすい理由:半球や部位を混同すると選びやすいです。混同注意:T4/T8 (右側頭葉) やP4 (右頭頂葉) と混同しやすい。
- 5. P3の奇数である'3'は左半球を示します。右頭頂葉はP4と表記されます。正しくは:右頭頂葉中央部はP4です。選びやすい理由:Pが頭頂葉を示すことは正しいですが、左右の区別が誤っています。混同注意:P4 (右頭頂葉) と混同しやすい。
国試ポイント
10/20国際式電極配置法における各電極の名称と対応する脳部位の理解が問われています。特に、アルファベットが示す脳葉と、数字が示す左右の位置関係を正確に覚えているかが重要です。
混同注意
各電極のアルファベット(F, C, P, T, O)が示す脳葉、および数字(奇数/偶数)が示す左右半球の位置関係を混同しやすい。特に、Pz(正中頭頂葉)とP3/P4、T3/T4とP3/P4を混同するケースが多いです。
次に同じ論点が出たら
今後この論点が出題された場合、他の代表的な電極(例:Fp1, F3, C4, T5, O2など)について、その位置を正確に特定できるかを確認する問題が考えられます。また、特定の疾患や脳機能と関連付けて、どの電極で異常波形が見られやすいかを問う応用問題も想定されます。
関連知識
10/20国際式電極配置法は、脳波検査の国際標準であり、電極の名称と位置を正確に理解することは必須です。脳波の異常波形がどの脳領域から発生しているかを特定する上で極めて重要となります。また、各電極が脳のどの機能と関連が深いか(例:後頭葉O1/O2は視覚野)も理解しておくと応用が利きます。