静止画の標準的なファイル拡張子はどれか。2つ選べ。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第69回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3・5番
解説
JPEG(Joint Photographic Experts Group)は、写真などの静止画像を非可逆圧縮で保存する最も一般的な形式で、ウェブ表示や一般的な用途に適しています。TIFF(Tagged Image File Format)は、高品質な静止画像を可逆圧縮または非圧縮で保存できる形式であり、印刷や専門的なグラフィック作業、医療画像などで広く用いられます。一方、CSVは表形式データ、FLVは動画、MP3は音声のファイル形式であり、静止画ではありません。
選択肢ごとの解説
- 1. CSVは、カンマで区切られたテキストデータを表形式で保存するためのファイル形式であり、画像データを扱うものではありません。正しくは:画像データはJPEGやTIFFなどの専用の形式で保存されます。選びやすい理由:ファイル形式の一種ではありますが、その用途が画像とは全く異なるため、混同しやすい可能性があります。混同注意:Excelファイル(.xlsx)やタブ区切りテキスト(.tsv)などの表計算・データファイル形式と混同されがちです。
- 2. FLV(Flash Video)は、主にインターネット上での動画配信に用いられる動画ファイル形式であり、静止画ではありません。正しくは:静止画データはJPEGやTIFFなどの専用の形式で保存されます。選びやすい理由:メディアファイルの一種であるため、画像と動画の区別があいまいな場合に選択してしまうかもしれません。混同注意:MP4、AVI、WMVなどの他の動画ファイル形式や、GIFアニメーションのように動く画像と混同しやすいです。
- 3. 正解。JPEG(Joint Photographic Experts Group)は、写真などのフルカラー静止画像を効率的に圧縮して保存するための標準的なファイル形式です。デジタルカメラやウェブサイトで広く利用されています。
- 4. MP3は、音声データを圧縮して保存するための標準的なファイル形式であり、画像データとは関係ありません。正しくは:画像データはJPEGやTIFFなどの専用の形式で保存されます。選びやすい理由:メディアファイルの一種であるため、他のメディア形式(画像や動画)と混同する可能性があります。混同注意:WAVやAACなどの他の音声ファイル形式、あるいは動画ファイルの音声トラックと混同しやすいです。
- 5. 正解。TIFF(Tagged Image File Format)は、高画質の静止画像を保存するためのファイル形式です。非圧縮または可逆圧縮が可能で、印刷やグラフィックデザイン、医療画像などの専門分野でよく利用されます。
国試ポイント
医療情報学の基礎知識として、画像、音声、動画、テキストなどの主要なデータ形式とそれに対応する代表的なファイル拡張子を理解しているかが問われています。特に、画像ファイル形式については、JPEG、PNG、GIF、TIFF、BMPなどの特徴と用途を把握しておくことが重要です。
混同注意
異なる種類のメディアファイル形式(画像、動画、音声、テキスト)の拡張子を混同しやすいです。特に、メディアファイル全般の知識があいまいだと、動画と静止画、音声と静止画などの区別がつきにくくなる可能性があります。
次に同じ論点が出たら
次に同様の論点が出題された場合、選択肢に挙げられたファイル拡張子が「どの種類のデータ(静止画、動画、音声、テキストなど)を表すか」を正確に判断できるかを確認します。また、それぞれのファイル形式が「どのような特徴(圧縮方式、画質、用途など)を持つか」について、より詳細な知識が問われる可能性もあります。
関連知識
静止画ファイル形式にはJPEG、PNG、GIF、BMP、TIFF、HEIFなどがあります。動画ファイル形式にはMP4、AVI、MOV、WMV、FLVなどがあり、音声ファイル形式にはMP3、WAV、AAC、FLACなどがあります。また、テキストファイル形式にはTXT、DOCX、PDF、CSV、XMLなどがあります。それぞれの形式の圧縮方式(可逆圧縮、非可逆圧縮)や主な用途(ウェブ、印刷、医療、データ解析など)も理解しておくことが重要です。