一次救命処置に含まれないのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第67回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
一次救命処置(BLS)は、専門的な医療器具や薬剤を用いず、その場に居合わせた人が行う救命処置であり、意識の確認、胸骨圧迫、気道確保、人工呼吸、AEDの使用が含まれます。静脈路の確保は、点滴や薬剤投与を目的とした侵襲的な手技であり、BLSの範囲を超えた二次救命処置(ALS)の構成要素です。
選択肢ごとの解説
- 1. 意識の確認は、反応の有無を確認し、救命処置の必要性を判断するBLSの最初のステップであるため、適切です。選びやすい理由:BLSの基本的な要素であり、疑問なく選択できるため。混同注意:意識の確認が救命処置の入り口であることを理解していれば混同しない。
- 2. 気道の確保は、呼吸の通り道を確保し、換気を可能にするBLSの重要な要素であるため、適切です。選びやすい理由:胸骨圧迫と並んでBLSの基本手技であるため。混同注意:気道確保の重要性を理解していれば混同しない。
- 3. 人工呼吸は、傷病者に酸素を供給するためのBLSの構成要素であるため、適切です。胸骨圧迫と組み合わせて行われます。選びやすい理由:CPRの構成要素として広く認識されているため。混同注意:最新のガイドラインで胸骨圧迫優先とされているため、人工呼吸の重要性を過小評価する可能性があるが、依然としてBLSの構成要素である。
- 4. 正解。静脈路の確保は、薬剤投与や輸液のための侵襲的な処置であり、専門的な医療行為であるため、BLSの構成要素としては適切ではありません。これは二次救命処置(ALS)の範囲です。正しくは:静脈路の確保は二次救命処置(ALS)の構成要素である。選びやすい理由:救命処置全般の一部と誤解しやすいため。混同注意:一次救命処置(BLS)と二次救命処置(ALS)の区別。
- 5. AED(自動体外式除細動器)の使用は、心室細動に対する効果的な治療であり、一般市民でも使用が推奨されているため、BLSの構成要素として適切です。選びやすい理由:電気的除細動という専門的な響きがあるため、BLSに含まれないと誤解しやすいため。混同注意:AEDが比較的新しい技術であるため、BLSではなくALSに含まれると誤解しやすいが、実際はBLSの重要な要素である。
国試ポイント
一次救命処置(BLS)と二次救命処置(ALS)の構成要素の違いを理解する。
混同注意
BLSとALSの境界線、特にAEDがBLSに含まれる点と静脈路確保がALSに含まれる点を混同しやすい。
次に同じ論点が出たら
救命処置の構成要素を問う問題が出た場合、特別な医療器具や薬剤の使用、あるいは侵襲的な手技が含まれるかどうかでBLSかALSかを判断する。
関連知識
BLSは"Bystander CPR"とも呼ばれ、一般市民による早期の対応が重要である。ALSは病院前救護や医療機関内で医療従事者によって行われる。