2ポイント法で第2試薬反応後の吸光度0.100を検体盲検補正すると0.095であった。この検体の第1試薬反応後の吸光度はどれか。ただし、検体量は10μL、第1試薬量は240μL、第2試薬量は50μLとする。
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出典:厚生労働省ホームページ(第63回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
検体盲検の吸光度は0.100−0.095=0.005で、これは第2試薬添加後の総液量(10+240+50=300 μL)での値です。第1試薬反応後の液量は10+240=250 μLなので、検体による吸光度は液量に反比例して0.005×300/250=0.006となります(公式正答2)。
選択肢ごとの解説
- 1. 0.005は第2試薬添加後(総液量300 μL)での検体盲検の吸光度であり、第1試薬反応後(250 μL)の値ではありません。
- 2. 正解。0.005×300/250=0.006で、第1試薬反応後の吸光度です。
- 3. 液量の比で換算すると0.006となり、0.024にはなりません。
- 4. 液量の比で換算すると0.006となり、0.030にはなりません。
- 5. 0.150は検体10 μLあたりに換算した値(0.005×300/10)で、第1試薬反応後の吸光度ではありません。
国試ポイント
2ポイント法での検体盲検補正と、液量の違いによる吸光度の換算(希釈の補正)を理解しているかが問われます。
混同注意
0.005は第2試薬添加後(300 μL)での検体盲検の吸光度です。第1試薬反応後(250 μL)の値に換算する必要があります。
次に同じ論点が出たら
どの時点の液量での吸光度かを確認し、液量の比で換算します。