水溶性ビタミンはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第65回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
リボフラビン(ビタミンB2)は、ビタミンB群の一員であり、水溶性ビタミンです。他の選択肢、カルシフェロール(ビタミンD)、トコフェロール(ビタミンE)、メナキノン(ビタミンK)、レチノール(ビタミンA)は全て脂溶性ビタミンに分類されます。水溶性ビタミンは主にビタミンB群とビタミンCを指し、脂溶性ビタミンはビタミンA、D、E、Kを指します。
選択肢ごとの解説
- 1. カルシフェロールはビタミンDの一種であり、脂溶性ビタミンです。腸管でのカルシウム吸収を促進する働きがあります。正しくは:脂溶性ビタミンであるため、水には溶けにくいです。選びやすい理由:ビタミンの一種であるため、他のビタミンと混同しやすいですが、水溶性か脂溶性かという性質で区別が必要です。混同注意:ビタミンCやB群などの水溶性ビタミン
- 2. トコフェロールはビタミンEの一種で、抗酸化作用を持つ脂溶性ビタミンです。正しくは:脂溶性ビタミンであり、水には溶けません。選びやすい理由:ビタミンの一種であるため、水溶性ビタミンと誤認しやすいかもしれません。混同注意:ビタミンCやナイアシンなどの水溶性ビタミン
- 3. メナキノンはビタミンKの一種で、血液凝固に関わる脂溶性ビタミンです。正しくは:脂溶性ビタミンであり、水には溶けません。選びやすい理由:あまり聞き慣れない名前であるため、水溶性か脂溶性かの判断がつきにくいかもしれません。混同注意:ビタミンB1(チアミン)やビタミンB6(ピリドキシン)などの水溶性ビタミン
- 4. 正解。リボフラビンはビタミンB2の別名であり、水溶性ビタミンに分類されます。補酵素としてエネルギー代謝に関与します。
- 5. レチノールはビタミンAの活性型の一種で、視覚や皮膚の健康維持に関わる脂溶性ビタミンです。正しくは:脂溶性ビタミンであるため、水には溶けにくいです。選びやすい理由:ビタミンの一種であり、比較的名が知られているため、その分類を誤解しやすいかもしれません。混同注意:葉酸やビオチンなどの水溶性ビタミン
国試ポイント
ビタミンの基本的な分類(水溶性/脂溶性)とその代表的な種類を正確に理解しているかを問う問題です。各ビタミンの別名や主な働きも関連して問われることがあります。
混同注意
水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンの分類。特に、ビタミンB群の各ビタミンの別名と、ビタミンA、D、E、Kの各ビタミンの別名を混同しやすい。
次に同じ論点が出たら
同様の論点が出た場合、まずビタミンB群とビタミンCが水溶性であることを思い出し、それ以外のビタミンA, D, E, Kが脂溶性であることを確認します。さらに、それぞれのビタミンの別名や主な生理作用も合わせて検討します。
関連知識
水溶性ビタミンは体内に蓄積されにくく、過剰摂取しても尿として排出されやすいですが、脂溶性ビタミンは体内に蓄積されやすく、過剰摂取により健康被害が生じる可能性があります。各ビタミンの生体内での主要な機能についても学習しておくことが重要です。