カラム法による血液型検査の結果(別冊No. 12)を別に示す。 判定として正しいのはどれか。

選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第65回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢・図は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整え、図は冊子から切り出しています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
別冊No. 12のカラム法による血液型検査の結果は、オモテ検査O型、ウラ検査B型、Rh陽性と判定されます(公式正答2)。オモテ検査(赤血球のA・B抗原を調べる)とウラ検査(血清中の抗A・抗B抗体を調べる)の判定が一致しない「オモテ・ウラ不一致」の状態であり、このままではABO血液型を確定できません。原因の検索が必要です(問85)。
選択肢ごとの解説
- 1. ウラ検査の判定がA型ではないため、誤りです。正しくは:結果からオモテ検査O型、ウラ検査B型、Rh陽性と判定します。混同注意:オモテ検査とウラ検査の読み方
- 2. 正解。オモテ検査O型、ウラ検査B型、Rh陽性が正しい判定です(公式正答)。オモテ・ウラ不一致の状態です。
- 3. オモテ検査の判定がAB型ではないため、誤りです。正しくは:結果からオモテ検査O型、ウラ検査B型、Rh陽性と判定します。混同注意:オモテ検査とウラ検査の読み方
- 4. オモテ検査の判定がAB型ではなく、Rhも陰性ではないため、誤りです。正しくは:結果からオモテ検査O型、ウラ検査B型、Rh陽性と判定します。混同注意:Rh(D抗原)の判定
- 5. オモテ検査の判定がAB型ではないため、誤りです。正しくは:結果からオモテ検査O型、ウラ検査B型、Rh陽性と判定します。混同注意:オモテ検査とウラ検査の読み方
国試ポイント
カラム法の血液型検査の結果を読み取り、オモテ検査・ウラ検査・Rhを判定できるかが問われています。
混同注意
オモテ検査とウラ検査の結果が一致しない場合は、どちらかに合わせて判定せず、オモテ・ウラ不一致として原因を調べます。
次に同じ論点が出たら
オモテ・ウラ不一致の原因(亜型、骨髄移植歴など)を調べてから血液型を確定する(問85)。
関連知識
オモテ検査:抗A・抗B試薬と患者赤血球の反応でA・B抗原を調べる。ウラ検査:A1・B血球と患者血清の反応で抗A・抗B抗体を調べる。オモテ・ウラ不一致の原因:亜型、骨髄移植後、新生児・高齢者・免疫不全による抗体の低下、連銭形成、寒冷凝集素など。