ヘキソキナーゼが作用する糖はどれか。2つ選べ。
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出典:厚生労働省ホームページ(第67回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3・5番
解説
ヘキソキナーゼは、ATPをリン酸供与体として、6炭糖(ヘキソース)のリン酸化を触媒する酵素である。ガラクトースとフルクトースは共に6炭糖であり、ヘキソキナーゼの基質となるため、選択肢3と5が正しい。
選択肢ごとの解説
- 1. リボースは5炭糖(ペントース)であり、ヘキソキナーゼの基質ではない。正しくは:ヘキソキナーゼは6炭糖に作用する。選びやすい理由:糖の一種であるため、混同しやすい。混同注意:ヘキソキナーゼが作用する糖の炭素数(ヘキソースとペントースの区別)。
- 2. リブロースは5炭糖(ペントース)であり、ヘキソキナーゼの基質ではない。正しくは:ヘキソキナーゼは6炭糖に作用する。選びやすい理由:糖の一種であり、語感が似ているため混同しやすい。混同注意:ヘキソキナーゼが作用する糖の炭素数(ヘキソースとペントースの区別)。
- 3. 正解。ガラクトースは6炭糖(ヘキソース)であり、ヘキソキナーゼの基質としてリン酸化される。選びやすい理由:代表的な6炭糖の一つであるため。混同注意:グルコース以外のヘキソースが基質になることを知らない場合。
- 4. キシルロースは5炭糖(ペントース)であり、ヘキソキナーゼの基質ではない。正しくは:ヘキソキナーゼは6炭糖に作用する。選びやすい理由:糖の一種であるため、混同しやすい。混同注意:ヘキソキナーゼが作用する糖の炭素数(ヘキソースとペントースの区別)。
- 5. 正解。フルクトースは6炭糖(ヘキソース)であり、ヘキソキナーゼの基質としてリン酸化される。選びやすい理由:代表的な6炭糖の一つであるため。混同注意:フルクトキナーゼとの混同により、ヘキソキナーゼの基質ではないと誤解する場合。
国試ポイント
ヘキソキナーゼの基質特異性として、代表的な6炭糖を覚えることが重要である。
混同注意
ヘキソキナーゼとグルコキナーゼの基質特異性とK_m値の違い。
次に同じ論点が出たら
ヘキソキナーゼの基質は何か問われた場合、6炭糖であるか、特にグルコース、フルクトース、ガラクトースが含まれるかを判断基準とする。
関連知識
グルコキナーゼは主に肝臓と膵臓に存在し、グルコースに対して高い特異性を持つが、ヘキソキナーゼはほとんど全ての組織に存在し、グルコース以外の6炭糖もリン酸化する。また、フルクトースの代謝には、フルクトキナーゼも関与する。