就学時健康診断に含まれないのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第68回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2・5番(いずれも正解)
解説
【公式の取扱い】この問題は1つを選ぶ形式ですが、公式の正答表では2・5のいずれも正解とされています。 就学時健康診断は、学校保健安全法施行規則によって検査項目が定められています。現在の規定では、色覚検査と胸部エックス線撮影は必須項目に含まれていません。
選択肢ごとの解説
- 1. 就学時健康診断では、心臓や肺の異常がないかを確認するため、聴診器を用いた診察が行われます。選びやすい理由:聴診は基本的な診察項目であり、重要性が高いため、含まれると判断しやすい。混同注意:詳細な心機能検査と混同する可能性。
- 2. 正解。色覚検査は、就学時健康診断の必須項目には含まれていません。学校保健安全法施行規則の改正により、2016年からは全員に行う項目ではなくなりました。必要に応じて実施されることがあります。正しくは:色覚検査は現在、就学時健康診断の必須項目ではありません。選びやすい理由:視力検査と同様に、色覚も学業に影響を及ぼす可能性があるため、含まれると誤解しやすい。混同注意:視力検査や聴力検査などの一般的な感覚器検査と混同する可能性。
- 3. 知能検査は、就学時健康診断の項目に含まれています。発達の状況を把握し、必要に応じて就学相談などにつなげるために行われます。選びやすい理由:知能検査は専門的な印象があるため、含まれないと誤解する可能性がある。混同注意:IQテストのような専門的な心理検査と混同する可能性。
- 4. 歯および口腔検査は、就学時健康診断の重要な項目の一つです。虫歯の有無や歯並び、口腔衛生状態などを確認します。選びやすい理由:歯科検診は別枠で行われるイメージがあるかもしれないが、就学時健康診断に含まれる。混同注意:専門的な歯科治療と混同する可能性。
- 5. 正解。胸部エックス線撮影は、就学時健康診断の項目には含まれていません。結核などの特定の疾患の疑いがある場合や、集団検診として別途実施されることはありますが、一般的な就学時健診の必須項目ではありません。正しくは:胸部エックス線撮影は、就学時健康診断の必須項目ではありません。選びやすい理由:大人向けの健康診断では一般的なため、子供の健康診断にも含まれると誤解しやすい。混同注意:定期健康診断や人間ドックにおける胸部X線検査と混同する可能性。
国試ポイント
就学時健康診断の具体的な内容と、学校保健安全法の関連規則についての知識が問われています。特に、過去の改定によって必須項目から外れた項目(色覚検査など)に注意が必要です。
混同注意
多くの人は一般的な健康診断の項目と混同しやすいため、就学時健康診断に特化した必須項目を正確に把握しているかがポイントとなります。
次に同じ論点が出たら
この問題で正解できなかった場合、学校保健安全法に基づく健康診断の項目を改めて確認し、特に改正された内容について学習を深める必要があるでしょう。
関連知識
学校保健安全法施行規則、定期健康診断の項目、結核検診の対象と方法、色覚異常に関する理解。