病因のうち内因はどれか。2つ選べ。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第65回臨床検査技師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1・3番
解説
遺伝的因子は個体の生来の遺伝情報に由来し、加齢的因子は個体の生理的変化に伴うものであり、これらは病因が個体内部に存在する内因に分類されます。化学的因子、感染性因子、物理的因子は個体外部からの作用であるため外因です。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。遺伝的因子は個体の生まれつきの性質であり、病気の原因が個体内部に存在するため内因である。選びやすい理由:内因の典型例として認識されやすいため。混同注意:外因とは混同しにくい。
- 2. 化学的因子(例: 毒物、薬剤)は個体外部から作用するため外因である。正しくは:外因選びやすい理由:化学物質が体内に取り込まれると内部で作用するため、内因と誤解されることがある。混同注意:体内で起こる代謝異常など、体内の化学変化を伴う内因と混同しやすい。
- 3. 正解。加齢的因子は個体の生理的変化に伴うものであり、病気の原因が個体内部の変化に存在するため内因である。選びやすい理由:加齢は誰にでも起こる自然な変化であり、内因として理解しやすいため。混同注意:加齢に伴う生活習慣の変化など、社会因子との関連で混同することがある。
- 4. 感染性因子(例: 細菌、ウイルス)は個体外部から侵入し作用するため外因である。正しくは:外因選びやすい理由:体内で増殖し病気を引き起こすため、体内の問題と捉え内因と誤解されることがある。混同注意:免疫不全など個体側の要因で感染しやすくなる場合の内因と混同しやすい。
- 5. 物理的因子(例: 外傷、放射線、温度)は個体外部から作用するため外因である。正しくは:外因選びやすい理由:物理的な力が体内に影響を及ぼすため、内因と誤解されることがある。混同注意:体内の物理的構造の異常(例: 臓器脱)などの内因と混同しやすい。
国試ポイント
疾病の原因分類(内因・外因・社会因子)を正確に理解する。
混同注意
内因と外因の区別は、原因が個体自身に由来するか、環境要因に由来するかが判断基準となります。
次に同じ論点が出たら
病因に関する問題では、その原因が個体の内部的な要因か、外部環境的な要因かを見極める。
関連知識
病因には、内因(遺伝、加齢、免疫異常など)、外因(物理的、化学的、生物学的因子など)、社会因子(ストレス、生活習慣など)の3つに大きく分類されることを合わせて覚える。