介護保険制度における地域密着型サービスはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第110回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
小規模多機能型居宅介護は、要介護者が住み慣れた地域で生活を継続できるよう、「通い」を中心に「訪問」や「泊まり」のサービスを柔軟に組み合わせ、一体的に提供する介護保険制度の地域密着型サービスです。地域密着型サービスは、利用者が可能な限り住み慣れた地域で生活できるよう、身近な地域で多様なサービスが提供されることを目的としています。
選択肢ごとの解説
- 1. 重度訪問介護は、障害者の日常生活および社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)に基づくサービスであり、介護保険制度の地域密着型サービスではありません。正しくは:これは障害者総合支援法に基づくサービスです。選びやすい理由:「訪問介護」という言葉から介護保険サービスの一部と誤解しやすいですが、重度訪問介護は障害者支援の枠組みです。混同注意:訪問介護と重度訪問介護の制度上の違いが混同されやすいです。
- 2. 地域活動支援事業は、障害者総合支援法に基づく市町村が行う地域生活支援事業の一つであり、介護保険制度の地域密着型サービスには該当しません。正しくは:これは障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業です。選びやすい理由:「地域」という言葉が入っているため、地域密着型サービスと錯覚しがちです。混同注意:地域密着型サービスと地域生活支援事業の制度上の区別が曖昧になりやすいです。
- 3. 正解。小規模多機能型居宅介護は、通い・訪問・泊まりのサービスを組み合わせて提供するもので、介護保険制度における地域密着型サービスの一つです。
- 4. 特定施設入居者生活介護は、介護保険法に基づく施設サービスの一つですが、地域密着型サービスではなく、都道府県等が指定する「特定施設」で提供されるサービスです。正しくは:これは施設サービスの一つであり、地域密着型サービスではありません。選びやすい理由:「生活介護」という言葉から、地域で提供される介護と誤解することがあります。混同注意:施設サービスと地域密着型サービスの区別、また特定施設と地域密着型施設の区別が曖昧になりやすいです。
国試ポイント
介護保険制度における地域密着型サービスの種類と、その目的を理解しているかが問われる問題です。各サービスの具体的内容と、どの制度(介護保険法か障害者総合支援法かなど)に基づくサービスであるかを正確に区別することが重要です。
混同注意
地域密着型サービスと、施設サービス、居宅サービス、障害者総合支援法に基づくサービスが混同しやすいです。特に、「地域」や「訪問」といった言葉が含まれるサービスは、制度上の位置づけをしっかり確認する必要があります。
次に同じ論点が出たら
地域密着型サービスに含まれる他のサービスや、それぞれのサービスの特徴を説明できるか。
関連知識
地域密着型サービスには、小規模多機能型居宅介護の他に、認知症対応型通所介護、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、地域密着型特定施設入居者生活介護、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応型訪問介護、複合型サービスなどがあります。